(備忘録的です)
人にはそれぞれ、「原風景」があると思います。
先日、閉園間際のディズニーシーを歩いていて、
“クリスマスシーズンの暖炉”が、私にとっての原風景だと気づきました。
![くりはら みさと ☆ 人生のおもちゃ箱-image](https://stat.ameba.jp/user_images/20121218/23/blossomtime18/61/e4/j/t02200293_0480064012336323107.jpg?caw=800)
幼い頃、家族で週末を過ごす別荘に、小さな暖炉がありました。
当時、今の私くらいの年齢だった父親が、
家のなかでもとくにこだわって設計したもので、
西洋風の、明るいオレンジ色のレンガでできていました。
毎年12月になると、暖炉の前には、
クリスマスツリーと、親戚からのプレゼントが置かれていきました。
オレンジの光をバックに、ツリーの緑と、キラキラした飾り、
色とりどりのプレゼントの包装紙。
虚無感に支配されていた日常のなかで、
この“画”にだけは、時が止まったような温かさを感じた気がします。
この時期、街はそんな風景であふれています。
父親の真意は分からないけれど、
いつか、私も自分の家族と味わうことができたらいいなと思います。
・・っというようなことを、今日は大切な友人と語り合っていました。
弾丸トークで企画プレゼンしている時間も大事だけれど、
子供のような純粋さで生きる時間も忘れたくないね、と。
明後日には、大量のチキンの骨と一緒に
ビニール袋につめて捨てられる“クリスマス”。
そんななかでも、焼却処分しきれないものが、今日の心に残っています。
皆様にとっても、温かなクリスマスでありますように