先日仕事のことでオラクルカードを引いたら、「誠実な心」というカードが出てきました。正位置で、解説書を読むと、
“目的に対するあなたの長期にわたる誠実さがさまざまな条件の下で明らかになり、成功が遂に姿を現し始めるでしょう。夢に対して忠実、かつ計画に対して誠実で、柔軟な心を持ち続けて他の人たちに尽くせば、真の成功が実現します”
とのこと。
なんとも嬉しいメッセージです
そもそもクォンタムタッチというエネルギーヒーリング自体がとても誠実な手法だと私は感じているので、クォンタムタッチのプラクティショナーでいることと、誠実であることには無理がないのです。
呼吸をすること。ヒーリングは愛から始まること。
クライアントを信頼すること。
先日、別所愉庵さんという方の書いたセルフ整体の本を読んだのですが、「治りますか」というメールをもらった時、著者はどう答えるか、本に書いていらっしゃいました。
“元のからだに戻すのは、あなたの復元力ですから、私には可能かどうか本当のところはわかりません。やってみないと何事もわからないです。言い換えれば、あなたが何を望んでいるかが、あなたの未来を決めると思います。
別段、私が治すわけではないからです。私には、あなたのからだをいじって治すような力がありません。(中略)私に少しだけわかっているのは、こうすればこうなることが多い、という道筋だけです。
でも、それもやってみなければわかりません。予想が裏切られて、全然変化しないことも珍しくありませんし、いったんは変化したように見えても、またズルズルと元に戻ってしまうこともあります。人間の心と体は無限に複雑なもので、何でも私の思い通りになるほど単純なものではありません。…”
「〇〇を緩めれば(△△にすれば)☆☆も◇◇も治る!!!!!!」みたいな本がワンサカ出ている中で、ここまで真実を語られるのは何ともすがすがしいと感じました。
そして、クォンタムタッチの姿勢にとても似ているとも思いました。クォンタムタッチでも、治りますかと聞かれたら「どうなるかわかりません。でも、やってみましょう」というのが基本姿勢です。
そして、何回か受けて変化がなかったからといって、治らないと決めたわけでもない。「何か」があるというだけなんだと思います。
著者は奈良でなかなか予約のとれない整体師さんだそうですが、こういう誠実な姿勢がクライアントさんに信頼されるのかも知れないと思いました。
また、著者のこの態度は自信の裏返しでもあると思います。
知ったかぶりやよく見せようとする人は、知識や経験が浅いことの裏返し、自信がないことの裏返し。自分の知識や経験に自信があれば、正直に「わからない」と言えるものだと思います。
私も柔軟な心を失わず、学ぶことも積極的に、でも何より誠実な姿勢を大切にしながら、この誠実なエネルギーヒーリングをコツコツやっていこうと思います。