カープやサッカーのサンフレッチェが、軟水人間たちの活躍で強くなった、VVVじゃー、

というのは書いた。実は、あの広島の誇る自動車メーカー、マツダも、軟水人間たちの必死の努力で、今があるんじゃ―。皆知らんのじゃー。

 

 マツダの創始者、マツダ重次郎さんは、ひろしまの東地区の青崎というところで生まれ、マツダを創業した。青崎は軟水名水の豊富に出ると所じゃった。バタンコ(三輪自動車)の製造から自動車製造は始まったが、自動車を作るのに、軟水名水が欠かせない、ことにいち早くきずいて、軟水の豊富な青崎で操業を開始したんじゃ。今は、軟水の豊富な、防府(山口)に主力は移つとるがのー。超高級ギャグじゃ!わかるかのー。今でも、自動者産業は名水がいる。「水の商売なんじゃ!」。普通車1台作るのに。約120トンの軟水名水がいると、言われているがのー。

 

 マツダといえば、ロータリーエンジン、スカイアクチブエンジンじゃ。特に世界のどの企業も実用化できなかった、ロータリーエンジンの実用化にあの、小さなマツダが成功した。

これはかって、NHKの「プロジェクトX」でも紹介され大評判になった、当時のマツダの技術陣の血のにじむような、軟水人間の努力、「ゆっっくり、じっくり、諦めず」コンセプトで完成させたのじゃ。ほかの自動車メーカーのいわゆる硬水人間たち「速く、パワフル、機転良し」のコンセプトでは、そんな細かい加工は不可能、材料がない、コストに合わん、で諦めた、技術開発なんじゃー。マツダじゃけ―できたんじゃ。

 

 マツダは重次郎さん、2代目の恒次さんをはじめ、技術のトップの山本健一や技術陣は、ほとんど、ひろしまの軟水を飲んで育った、ねばり強い軟水人間じゃったっけーのー、あの困難な、ロータリーエンジンの実用化に成功したんじゃ―。その基本技術と、コンセプトが、今の、世界最高の燃費改善したスカイアクチィブエンジンに結びついているんじゃ―。

 

 誰も名水とエンジンと関係あるとは気ずかんが、健さんは青崎の名水のきれいさ、おいしさ、すばらしさ、あー、うまい、飲んだらもうひと頑張りしようと思うことを知っとるけー、軟水人間であるからこそ、開発に成功した、こういうことも言えるんじゃー。