餌分け合う雀
朝日新聞の投稿記事です。
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雀に餌をあげ始めてから3年ほどになる。
残りもののご飯を庭の餌台に置いておくのだが、昨今は凍って
しまうので朝が来るまで待つ。夜明けとともに第1群の子連れ雀た
ちが庭にやってくる。餌がまだないと、見張り番の1、2羽を残して
すぐ飛び去ってしまう。
見張り番の雀は高い所から見ていて、私がご飯を置いたのを確
認すると、食べにも来ないでいったん飛び去り、しばらくして仲間を
大勢連れてやってくる。雀たちは少しの餌を皆に行き渡るように交
代でついばむ。他の種類の小鳥が仲良く間に入ってついばんでい
ることもある。
私は、雀が仲間と少しのご飯を分け合い、他の鳥にも寛大である
ことに大変関心している。
それと同時に、人間社会こそ雀に学ぶべきだと思う。世界的不況
という非常時の今、会社はリストラなどせず、仕事や給与を分け合
い、一丸となって皆で苦しみを分かち合うのが人間としてのモラル
であり、次代の社会を担う子供たちへのお手本となり得ると思う。
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