6/20 BLOOM STUDIO更新 | bloomstudioのブログ

6/20 BLOOM STUDIO更新

今週も更新日になりました!

そろそろ梅雨で雨が多くなりそうです!
また台風も日本列島を通過しますので、皆さんご注意ください!

雨は嫌いですが、夏が目の前なんで頑張ります!


<スタジオ模様>

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EMI MARIA大詰めの制作&レコーディング!!
今日から2週間スタジオ缶詰め状態。今回でほぼ完成する予定!
集中して頑張っていきたいと思います。

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ATSUSHI PRESIDENTが早くも2ndに向け制作開始。やる気十分です!

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DJ LICCAがMIX CDの制作でスタジオに!
めちゃくちゃいい内容なんで発売をお楽しみに!

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Le'cilちゃんのレコーディングで新大阪のスタジオ603に
コーラスでKIRAちゃん、Lil Soul君が来てくれました!
いい感じの出来です♬


<リリース情報>

当スタジオにて、制作/レコーディング/MIX/MASTERINGしたもののご紹介です。

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タイトル:obnoxious –life-(オブノキシャス —ライフー)
アーティスト:DJ GEORGE(MENACE RECORDS)
発売日:2012年7月4日(水曜日)

2011年末に、大阪からobnoxious[BEST JAPANESE HIP HOP]旋風を全国に撒き散らした記憶が新しい中、シリーズ2作目が完成!
今作は、HIP HOP LIFEをテーマとし、音楽家や、ARTIST、HIPHOPPER、STREETで生きて行くと決めた人たちの辛く、悲しく、素晴らしく、愛情深い、太い人生を描いたドラマになっており、人生の教訓が詰め込まれている。
録り卸し楽曲にLA BONO、HIDADDY、446、LIL RUDY RULと豪華客演を迎え、DJ GEORGEのHIP HOP感性を遺憾無く注入した3曲を含む、全28曲を収録!!!


セットリスト
1 Player's Choice / LA BONO *exclusive
2 Intro / DJ George
3 Midnight Ride / 22 & Gazzila
4 I'm So Sorry / AK-69 aka Kalassy Nikoff
5 You Know I'm a Man / Anarchy
6 So Hard / Bes from Swanky Swipe feat. One-Law
7 23時各駅新宿 / Norikiyo
8 Bunks Marmared / Swanky Swipe
9 No Pain No Gain / DJ PMX feat.Maccho & Zeebra
10 New York New York / TOKONA-X
11 New Year / Ballers
12 Super Dream / Doberman inc
13 Oneway Love / Scars feat.Bron-k
14 プランA / 般若
15 Pressure / B.I.G JOE feat.Mad Koh
16 Music is Love / B.I.G JOE
17 Fight Muzik / Ryuzo
18 SKIT(4:20) / Juswanna
19 All Night Long / Juswanna
20 Alive / Head Bangerz & 漢
21 何食わぬ顔してるならず者 / 漢
22 Reason / 練マザファッカー
23 No Way Out / Ryuzo feat.Deli
24 Just Another Day / Seeda
25 2nd Life / Hidaddy feat.446 *exclusive
26 塀の中(Remix) / A-Thug
27 Music / Seeda
28 Who am I ? -おひたち- / Lil Rudy Rul *exclusive **Bonus Track


<ちょっとためになるワンポイントレッスン>

今日は機材についてです!

iZotope Ozone 5です!

RagsixもよくiZotope Ozone 4をよく使っています!
なので色々情報集めたので紹介します!

ご存知、マスタリングツールの決定版。十分な性能を持っているのは当然のこと、動作が軽快で使いやすく、何と言っても低価格。アマチュア DTM/DAW の強い味方です。前作 Ozone 4 で確固たる人気を確立し、今回満を持してのメジャーバージョンアップとなりました。早速見てみましょう!
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■かっこいい?画面デザイン

Ozone シリーズと言えば黒地に緑!そして、要所に映える赤です。
今回もそのデザインを踏襲したものとなってますね。ボタン類のレイアウトも Ozone 4 とほぼ同じですが立体的に凝ったものになりました。バンド分けが必要なダイナミクスやステレオイメージングは4色のカラーを採用し、より分かりやすくなりましたし、ベクタースコープやゲインリダクションが視覚化れるなど、グラフィック面ではかなり改良された印象です。デザインや配色はともかく使いやすさはなかなかに上がっているようですね。 それからウィンドウのサイズですが、Ozone 4 より2周りぐらい大きくなってます。大画面ディスプレイじゃないと圧迫感がありますね。こんな感じです↓
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■2つのパッケージ

今回の Ozone 5 は2種類のパッケージがあります。"Ozone 5" と "Ozone 5 Advanced" です。高機能なのは Advanced の方。価格差は定価で $249 と $999 ですから4倍ほど。結構な差ですよね。何が違うんでしょうか?
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簡単に言うと2つあって、1つは COMPONENTPLUG-INS と呼ばれるもの。これは Ozone 5 の持つ6つの機能、イコライザ・マキシマイザ・ダイナミクス・リバーブ・ステレオイメージング・エキサイタをそれぞれ独立したプラグインとして利用できること。つまり、マスタリングエフェクトとしてではなく、トラックエフェクトとして単独で挿しても使いやすいですよってことです。まぁ、私は Ozone 4 でもトラックエフェクトとして無理やり挿したりはしていましたが、、、。

もう1つは METER BRIDGE と呼ばれるもの。これははっきり言ってプロ向けの機能。フルスクリーンで設定一覧を表示したり、ステレオバランス/相関・スペクトラムを時間軸上に3Dグラフィック表示できたりします。この機能はグラフィックパワーを要しますので、Open GL 2.0 に対応したグラフィックカードが必須になります。グラフィックパワーが必要な音楽機材って初めてお会いしました(笑)。写真左上の3D表示がグラフィックパワーいるんですよね。それから右下のラウドネスメーターは実物を見るとすごくクールでかっこいいです!
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その他、各機能に細かな改良や小機能追加があります。

詳しくはこちらの "WATS'S NEW" を参照。
http://www.izotope.com/products/audio/ozone/index.asp

■Ozone 4 からの変更点

Ozone シリーズが持つ6つの機能がそれぞれパワーアップしています!全体の機能を通して時間軸上で各エフェクトの効果を視認できるグラフィックが追加されたのは非常に素晴らしいです。動作も Ozone 4 譲りで軽快、ストレスを一切感じさせないのはさすが。CPU もそんなに喰ってないですね。

イコライザ
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通常、イコライザはマスタリングの初段で入れますが、Ozone 5 ではもう1つ「ポストイコライザ」が追加され、マスタリングの後段にも挿せるようになりました。これによってダイナミクスやエキサイタなど周波数成分が変わる変更を行った後でもイコライザ調整が出来るんですね。また、「アナログマッチイコライザカーブ」機能が追加されて高域のアナログ表示の正確性が2倍以上上がったようですよ。

リバーブ
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Plate/Room に加えて新しく Hall/Theater/Cathedral/Arena が追加されました。パラメータもアーリーリフレクションズ(最初のこだまの設定)や、左右チャンネルのリバーブ成分間のステレオ広がり量の調整を行うクロスミックスコントロールなどが追加されています。

マキシマイザ
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透き通ったリミッティングを実現するための先進的な音響モデルである IRC(Intelligent Release Control) III が正式に追加されています。IRC は WAVES でもお馴染みですね。複数の異なるラウドネスコントロールアルゴリズムが平行に動作する中で IRC III は最も違和感のないアルゴリズムをリアルタイムに選択するようです。

エキサイタ
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モードとして、Triode/Dual Triode が追加されています。画面もカラフルになり、エキサイタの掛かり具合がグラフィカルに表示できるモードが加わって倍音成分の効果の度合いが良く分かります。また、サチった倍音成分を抑える簡易高域リミッターが付いてます。

ダイナミクス
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表示が一段とグラフィカルになり、何を操作しているのかとても分かりやすくなりました。どの箇所でどれだけコンプレッサが効いてるかも一目で分かります。これは初心者さんは特にありがたいハズ。その他、透明で微細な圧縮を与える Hard/Soft knee mode なんかもあります。ただ、若干ごちゃごちゃした感じになったのは残念(画像は一番ごちゃごちゃしている4バンド全設定表示時のもの)。

ステレオイメージング
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ステレオイメージを確認するベクタースコープに Polar S モードが追加されました。また、correlation trace 画面によって位相外れになる箇所も一発で視認できます。これだけ整ったステレオイメージング調整環境ってなかなか見ないですね。やべっ、欲しい(笑)

■気になる点

エキサイター、ダイナミクス、ステレオイメージング機能は4バンドに区切って調整できるのですが、この区切りが3つの機能で共通でしか設定できない点が Ozone 4 の時から指摘されていました。Ozone 5 でも残念ながらそれは改善されていませんね。

それから Ozone 4 でも素晴らしかったプリセットですが Ozone 5 でも健在。ただ、やっぱり切り替え時にバリバリって言うんですよ。切り替わりはスムーズでいいんですけど、この音だけが、、、。まぁ、ご愛嬌ってことで。

■Ozone 5, Ozone 5 Advanced どっち?

ほとんどの方は Ozone 5 で全く問題ないと思います。Advanced はプロユースです。素人が買ってもカッコいいだけでとても使いこなせないのではないでしょうか。Ozone 5 は必要十分な機能が備わっていて、価格的には3~5万ぐらいしてもいいんじゃないかと思います。それが $249 ですし、今なら12月1日まで $199 のオープニングセール中です。非常に良心的な価格設定だと思います。一般の方に広く使ってもらいたい気持ちが表れていますね。

■まずはお試し版を使ってみよう!

Ozone 5 は Advanced も含めて10日間のお試し版がダウンロードできます。10日過ぎるとデモ版として動作するようです。気になる方は是非使ってみましょう!ダウンロードはこちらから。

http://www.izotope.com/products/audio/ozone/download.asp
 
■INTO THE DEEP SEA(動物使い作)
 iZotope Ozone で初心者でも簡単にこれぐらいの音圧、音の色・艶に出来てしまいます。
 是非お聴きください!

http://musictrack.jp/musics/43171

(音楽広場のBlog)引用


今週は以上となります!

また来週も更新しますのでチェックお願いします!

では!