大学入試センター試験の英語 | ディーダラスのひこーき工房 ~Dedalus's Aviation Studio~

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「ホップ、すてっぷ、ジャンプしたらそのまま飛んでいけ!」
 "Hop, step, jump and fly away!" This is the studio to build "airplanes" from materials in the storehouse in my brain...

昨日、今日と大学入試センター試験が行われている。
受験生のみなさん、お疲れさまです。さて、今年の大学入試センター試験英語リスニングでも、またトラブルがあったそうだ。(MSN毎日インタラクティブのニュース)http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/wadai/archive/news/2007/01/20070121ddm041040144000c.htmlこのトラブルの原因となっているのが、リスニング用の個別音源機器。音がうまく出ないなどの不具合で381人が再テストなのだそうだ。昨年の不具合は確か2000人ほどだったはずだから、大学入試センターからは「かなり改善されている」という声が聞こえてきそうだ。ところで、そもそもこの個別音源機器、いったい何のために導入したのだろうと疑問に思う人も多いのではないだろうか。実は、俺も以前から疑問に思っている。この疑問を解消したいと思っているのだが、大学入試センターはなぜ個別音源機器にしたのか、分かりやすい理由を言っていないはずだ。そこで、自分なりに大学入試センターがなぜ個別音源機器にこだわっているのかを考えてみた。まず真っ先に考えられるのは、「会場一斉放送方式では、座る場所によって聞こえづらさなど差がでるから」。大学入試センター側が一番言いそうなのはこれだ。独立行政法人とはいえ、お役所体質の残っていそうだから、「『平等』をタテマエにしておけば、誰も文句を言わないだろう」という発想をしそうな気がする。まあ、確かに、会場一斉放送よりも個別音源機器の方が、「誰が聞き取れなかったのか」を線引きするのは楽そうだ。しかし、それも前もって音響設備の整備やテストをしておけば回避できそうな気がする。なぜこんな機器を買い取らせるのか。大体、「機器を買い取らせる」というのがおかしい。レンタルにして使い回し、その分受験料を安くすればいいのに。こう考えると、どうしても邪推したくなる。機材を卸している業者と大学入試センターの間に、なんかヘンな関係はないんでしょうね?確か、大学入試センターは文部科学省の天下り先になっているはず。文部科学省は他の省庁に比べて天下りの旨みが少ないと聞いたことがあるけれど、こんなところでせこく旨みを確保しようとしている訳じゃないんでしょうね?一応そんなことも考えつつ、さらに他の可能性も探ってみる。すると思いついた。今年の英語、筆記の方の試験ががらりと形式を変えた。第3問あたりにある、TOEICやIELTSのような問題。会話や日常生活で目にする英語に大きくシフトした問題構成。このままで行くと、この先大学入試センター試験の英語は、他の英語検定にどんどん近づいて行くのではないだろうか。英語の検定試験の中でも、よく日本人の英語力を云々するときに引き合いに出されるTOEFLは、昨年からiBTといって、インターネットを利用した形式に変わった。それ以前のCBT(コンピューターベースドテスト)の時点ですでに一人一台パソコンを使用して解答する形式になっていたが、もしかしたら大学入試センターは、本当はああいう一人一台パソコンを使用する形式に変えたかったのかもしれない。ただ、現状ではそんなに大量のパソコンを用意させることが難しいために、とりあえず個別音源機器ということにしたのかも。いずれにしても、金のかかる話で、受験生のお子さんを持つ親御さんが実に気の毒だ。ところで、ニュースを見たら「イヤホンが耳に合わない」って申し立てて再テストになった受験生がいるという話だけれど、それは事前に申し立ててヘッドホンに代えてもらえる仕組みになっていたはず。なんか、便乗で甘えてるだけ、という雰囲気がなきにしもあらず、だな。