2006年11月に動物愛護管理センターに保護され、翌2007年1月に抽選で選ばれた里親さんのもとでリンリンと名付けられ、里親さんと散歩する姿がニュースやワイドショーでも報じられていましたが、そのリンリン、今は里親さんのもとを離れて再びセンターで飼育されているそうです。
その経緯は、里親さんに懐かず、二度に亘って逃げ出し、その間、畑などを荒らしたためセンターで訓練を受けていたが、里親さんが体調を崩したこともあり、センターに引き取られることになったというものです。
この件で、苦しい胸の内を語る、元里親さんのインタビューをワイドショーで観ましたが、本当のところはよくわかりませんし、詳しい事情を知らない僕が口を挿んではいけないのかもしれませんが、それでも、込み上げてくる怒りを伝えずにはいられません。
センターの職員さんを責めることはできませんし、里親さんを責めることもできません。それでも、やはり何かが間違っていたのだと思います。
崖っぷち犬の里親希望者は、確か10人以上いたと思いますが、抽選方法は適正なものだったのでしょうか?
トライアル期間を設けて、里親さんとの相性を確かめた上での譲渡だったのか。里親さんも、放浪していた犬を迎え入れ、最後まで面倒を看る覚悟も環境もあったのか……。
唯一の救いはリンリンが殺処分されずに、動物愛護のシンボルとして、今後もセンターで飼育されていくということですが、徳島新聞によると、同センターでは2007年度に7434匹の犬や猫が殺処分され、今年度も4月から9月末までに、3237匹の犬や猫が殺処分されたのだそうです。
(道秋ナオ)

