祭の後の淋しさとでもいうのでしょうか、オリンピックが終わってポッカリ穴があいたような感じです。 早く気持ちを切り換えなければいけませんね。
さて、オリンピックの感動は感動として、やはり気になった「実況」について一言(テレビ中継限定で)。
まぁ、これはスポーツ中継全般に言えることかもしれませんが、今回のオリンピックでも、自分の言葉に酔っているとしか思えない「独りよがりな実況」にうんざりした場面が少なからずありました。
アナウンサーといえど人間ですから、優勝が決まった瞬間や決定的な場面で思わず感情が溢れてしまうのはいいんです。ほとばしりでた言葉が、人々の感動や共感を呼ぶことも事実だと思います。
しかし、「よどみなくしゃべれるオレの話術ってサイコー」的な実況や、「無理やり感動に仕立て上げようとする強引さ」は興ざめもいいところ。
頑張っている選手には「ヘタな慰め 」や「装飾する言葉」は入りません。事実を有りのままに伝えてくれるだけで、僕たちはその姿に充分すぎるほどの感動をもらっているのですから。
特に気になったのは女子バレーボールの「日本対ブラジル戦」。ここで負けたら、北京での戦いは ジ・エンドという正念場でした。
結局、一セットも取れずに柳本ジャパンは敗退してしまったのですが、3セット目の終盤の実況は、まだ試合も終わっていないのに「日本もここまでよく頑張りました」、でも「もう勝負はついている 」といわんばかりの前提で実況が行われていたように感じました。
ブラジルの圧倒的なパワーに押されて、意気消沈した日本が逆転するとは、声をからして応援していた僕でさえ思えない状況ではありましたが、あの実況は果てしなく 「???」 です。
(道秋ナオ)

