No.407 (越境EC)EMS送り状簡単作成「ハコブネット」

 

 

最近コロナの関係でめっきり件数が減りましたが、実店舗からお客様が購入された商品を発送したいという相談があります。

 

よくお土産屋さんにある、ゆうパックやクロネコヤマトで国内発送します、の海外版です。

 

特に、ドラッグストアからの相談が多い。

 

観光旅行客は関空から入国して関空から出ていくパターンは少ない。

(中国人転売ヤーを除く)

 

ゴールデンルートは、関空→成田。

 

となると、大阪で買ったお土産は邪魔になる。

 

関西にお店を構える店舗は旅行初日等にあたるため、お土産が売れにくい傾向にある。

 

関西にお店を構える企業は、海外発送できることをアピールしてお店でたくさん商品を買ってもらいたい。

 

しかし、海外向けに行うとなると意外とハードルが高い。

 

送り状の書き方や、インボイスの書き方等説明が大変。

 

そもそも、従業員が理解していない。

 

当然レジも混むし人も取られる。

 

また、危険品発送の知識や宛国毎の禁制品も調べないといけない。

 

 

このハードルの高さを知ると、二の足を踏む企業がほとんど・・・。

 

でも、このハードルを下げてくれるサービスが存在します。

 

それが、株式会社高速オフセットが提供する「ハコブネット」

 

 

仕組みはこんな感じ、

①旅行客が店頭に来て、おみやげを選ぶ

②店頭のQRコードを読み取ってもらう

 旅行客が配送先等情報を入力する。
QRコードを読み取る

③今度はお店側のスマホでお客様のQRコードを読み取る

お店がお客様のQRコードを読み取る

④お店側のスマホで、お客様の購入商品のバーコードを読み取る

 送り状に内容品が記入される。
 

⑤レジ精算をする

⑥購入情報を確認して「伝票発行ボタン」を押す

EMS伝票

 

⑦送る商品を梱包してEMS伝票を貼り付ければOK

 

サービス詳細は分からないが、これは非常に便利!

 

EMS以外の配送手段は選べるのだろうか?

 

費用も気になる。

 

実際の運用を考えると、事前にやるべきことは、

・店内で危険品に該当する商品のピックアップ

・発送物の重さ、サイズを測るための重量計、メジャーの準備

・国際郵便料金表の準備

・梱包材、緩衝材の準備

 

あったら便利なもの。

・お客様と従業員で相互確認できるチェックシート

 (送り状追跡番号の確認、返送があった場合どうするか、日本国内でのお客様の連絡先、

 日本出発日等)

・お土産パック

 人気がある商品をあらかじめ、お店側がピックアップして送料込みでお客様に提示。

 (禁制品等諸条件を事前にチェックができるため発送がスムーズ)

 

 

コロナが落ち着けば、このようなサービスは脚光を浴びますね。

 

コロナよ、滅びろ。

 



 

 

 


あとがき、

(あくまでも、個人的な考えや情報を発信しております。)

所属: 物流会社 マネージャー 越境EC 海外販売担当 

保有資格: 通関士 国際複合輸送士 貿易実務