No.271 クロスボーダートレーディング ブログ


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ebay•Amazon海外販売でバイヤーからよく依頼されるのが、アンダーバリューでの記載。

例えば10万円の商品を発送するのに、送り状の商品価格欄に1万円と書いて欲しいって依頼。

価格を安く書くこと(アンダーバリュー)によって、関税がかかりにくくして欲しいってこと。

バイヤーにとってはメリット大きい。しかし、セラーにとってはデメリット。

確かに、アンダーバリューすることによってバイヤーが再購入してくれるかもしれない。でも、アンダーバリュー自体がebayポリシーに反するし関税法上もダメ。

送り状に10万円の商品を1万円と書いて、もし配送時に紛失や全部損傷になれば1万円しか保証されない。

都合よく配送会社が10万円保証してくれる訳がない。


もう一つ海外販売をしててよくあるのが購入依頼。

ebayなどのサイトを通さずに、直メールで○○の商品が欲しいから購入して送ってという依頼。購入依頼サービス料も貰えるので、良い話。でも、依頼品の中には海外発送できるかどうかグレーな商品が結構ある。化粧品なんかはその部類。グレーな商品ほど購入依頼が多い。

バイヤーは大丈夫、大丈夫って言うんですよね。

でも、購入して実際に発送する時に配送会社が引受けできませんっことも十分ありえる。

そうなると、バイヤーとトラブルになることもある。


•アンダーバリュー
•購入依頼
共にトラブルを回避するためにすることは、トラブルがあった時はバイヤーに責任があることを明確にしておくことが大事!

具体的には、アンダーバリューの場合『アンダーバリューを書いてもいいけど、税関保留やトラブルがあった場合は私は一切責任を負いません。また、配送事故が起こった場合も1万円(例)しか保証しません。』

購入依頼の場合『海外発送できるか非常にグレーな商品です。もし、配送会社に受取りを拒否された場合もサービス料はいただきます。』とメールしておく。

メールするだけじゃなく、確認の返信ももらわないとダメです。


ebayの場合はバイヤーからの依頼でアンダーバリューをしたとしても、オープンケースされれば、セラーが負ける可能性は高いです。要注意!








あとがき、

(あくまでも、個人的な考え•情報を発信しております。)

『海外販売を始めたい方や、海外に荷物を発送したい方は、お気軽にご相談下さい。』

所属: 物流会社
国際郵便 海外販売 コンサルタント 
保有資格: 通関士 国際複合輸送士 貿易実務