No.261 クロスボーダートレーディング ブログ
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最近国内大手物流会社S社の海外物流向けのTVコマーシャルを見ました。
内容はベトナムから日本国内エンドユーザーへの配達納期を縮めるという内容。
コマーシャルではベトナムの倉庫で、検品と日本国内用の送り状を貼って日本で輸入通関後に日本国内の倉庫に入れずに、ダイレクトでエンドユーザーに配達するということでした。
日本国内での倉庫費用・人件費も抑えることができるのも売りです。
このようなサービスはS社だけでなく、いろんな企業が行ってます。
実際に私も何度か企業に提案させていただいたことがあります。
でも、上手くいかない(ΘεΘ;)
原因は、全てのオペレーションを海外で行うため予期せぬトラブルを考えると殆どの企業が足踏みをします。
問題の一つに検品作業があります。
検品のレベルを保つって凄く難しい。
アパレル系なんて特に。
中国で検品しても、日本で不良品は山ほどでることもある。
多くの不良品が日本での検品を受けずにダイレクトに日本のエンドユーザーのところへ行くと思うとゾッとする。
現段階では、海外倉庫で日本国内販売向けの在庫管理・検品・日本国内用送り状貼り付け作業は、厳しいと思います。扱う物にもよりますが…。
でも、近い将来当たり前になるでしょう。
例えば、ベトナムで製造した物を中国の物流倉庫に入れて在庫管理。
日本国内のネット販売で商品が売れたら、中国からダイレクト発送。
アメリカに売れても中国から発送。
中国からの日本への海外発送料は安いし、トータルで見ると凄いコストダウンになると思います。
ネット販売の国際化も進んでますが、物流のクロスボーダーも非常に進んでます
あとがき、
(あくまでも、個人的な考え•情報を発信しております。)
『海外販売を始めたい方や、海外に荷物を発送したい方は、お気軽にご相談下さい。』
所属: 物流会社
国際郵便 海外販売 コンサルタント
保有資格: 通関士 国際複合輸送士 貿易実務