シャトーで結婚式
ド・ヴォグエ伯爵が現在も住むヴェルリー城
湖に面して立つ外観は、まるで童話に出てくるような中世の古城。約500年の歴史を持つヴェルリー城は1600ヘクタールの敷地の中にあり、人里離れた深い森に囲まれています。広大な城の内、伯爵夫妻の居住区以外の一部、12室を客室として使用。時々、伯爵が8頭の馬と50頭の狩猟犬を引き連れて、狩に出る様子も見られます。
―ヴェルリー城の歴史と、その魅力を教えてください。
ヴェルリー城は15世紀末に、スコットランドのスチュアート家によって建てられました。1842年よりド・ヴォグエ家の所有となり、現在の城主ベロー・ド・ヴォグエ伯爵は6代目当主となります。
お城の2階部分にある12部屋を、宿泊施設として提供しています。ド・ヴォグエ家の先祖が使っていた部屋で、家具や本、写真などがそのまま残っています。城主はいまでも城内に暮らしていますので、改装されたシャトー風ホテルとは違い、誰かの家に招かれたような素朴な温かさを感じます。
―当主であるド・ヴォグエ伯爵は普段どのような生活を送っているのですか?
伯爵は当シャトーの経営のほか、所有地の管理、地元の行政(市役所の第一助役を務めています)、近隣のプライベートシャトーが加盟するルート・ジャッククール協会の会長の役割など、いつも忙しくしていて、なかなかつかまりません。
―伯爵は結婚式では何をされますか?
日本人向けのウエディングでは、セレモニーマスターとして式の進行を行います。現城主は歴史を守りつつ新しい試みにも積極的で、日本人マーケット開拓を始めたのも今の城主ですし、毎年クラシックコンサートを催したり、お城のガイドツアーをお芝居仕立てにしたり、新しいアイディアでヴェルリー城の知名度を上げ続けています。
伯爵はお客様には紳士的な態度でもてなしたり、ジョークで楽しませたりしますが、仕事面では大変厳しく、従業員を叱咤することもしばしば。私はすべてのフランスのシャトーを知りませんが、個人でこれだけ古い城を所有している方はあまり多くないと思います。管理が大変なので、今日では自治体が所有して一般公開したり、外国の資産家が買い取ったりすることが多いと聞いています。ヴェルリー城も他の歴史的建造物同様、管理や補修に莫大な費用がかかりますので、宿泊やガイドツアー、ウエディングなどから頂戴したお金を使わせていただくことで、歴史を守り続けています。
こんなとこ結婚式挙げると最高ですやん![]()
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