アナリストレポート
NY市場
- ドル円はアジア市場で89円台に載せたものの、前日同様さらに買い進まれる勢いもなく再び88円台に軟化。
- NYでは経済指標とFOMC議事録の内容が景気後退を示すするものだったことから、ドル円は88円割れ目前まで下落。
- ドル安材料が目立ったことでユーロドルは直近の戻り高値を更新し、1.2778までユーロ高が進む。
- さすがのNYダウも悪材料を受け下落していたものの、引けはわずかながらプラスで終え、7日続伸。
- 債券相場は景気悪化の見通しから買い物を集め反発、長期金利は下落したが3%台を維持。
- 金、原油価格ともに反落。
- 6月小売売上高 → -0.5%(市場予想より悪化)
- FOMC議事録(6/22、23日分) →GDPと失業率の見通しを下方修正
ドル/円
88.06 ~ 88.66
ユーロ/円
112.02 ~ 113.22
NYダウ
+3.70 → 10、366.72ドル
GOLD
-6.50 → 1、207.00ドル
WTI
-0.11 → 77.04ドル
米10年国債
-0.073 → 3.050%
本日の注目点(7月15日木曜日)
- 中 第2四半期GDP
- 中 6月消費者物価指数
- 欧 ECB議事録
- 米 6月生産者物価指数
- 米 週間失業保険申請件数
- 米 NY連銀製造業景気指数
- 米 6月鉱工業生産
- 米 6月設備稼働率
- 米 7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
- 米 第2四半期決算 → グーグル、JPモルガン・チェース
これまで発表された米経済指標の内容をみればある程度予見されたFOMCの議事録内容でしたが、市場は米景気後退を示すものだとして、ドル売りで反応しました。
円は2日連続で89円台定着に失敗しました。
89円20辺りが抜けきれずにもみ合い、その後ずるずると下げる展開が続いています。
昨日はまず、これまで発表された6月の経済指標がそうであったように、小売売上高が市場予想を上回るマイナス幅でした。特に、自動車・同部品と建設資材などの落ち込みが目立ったようです。
さらに、その後公開されたFOMC議事録では、2010年第4四半期のGDP見通しを下方修正し、失業率の見通しについても悪化すると、9.2-9.5%に引き上げられていました。
大半のメンバーは景気回復ペースが鈍化し、高水準の失業率は長期化するとの見方をしていることが明らかになりました。
また議事録では、景気が悪化した場合には、追加の緩和策が適切かどうか検討する必要がある、とも指摘しています。
このように米景気回復のペースが明らかに鈍化しており、市場は米金利の引き上げは「来年以降」との見方を強めています。
このため昨日はドルが全面安の展開を見せました。
ただ、米株式市場が大きな崩れを見せないことからドル売りの勢いも今のところ限定的です。
円も88円前半までは買われますが、87円台に切り上げる勢いもなく、上値も下値も大きくぶれにくい状況です。
米株式市場が大崩すれば、円も再び87円台を目指す展開になりそうですが、このところの株価の安定がかろうじて円高への流れ関止めています。
NYダウは7日連続で上昇していることから、その反動が気になるところです。
ユーロドルの回復がゆっくりではありますが、しかし着実に上値を試しています。
昨日はNYで1.27台後半まで買われ、直近の戻り高値を切り上げています。
日足では現在一目均衡の「雲」に突入しており、1.2792辺りに雲の上限があります。
日足よりも短い足では、全て上昇傾向を示しておりこの「雲」を抜けきると、ユーロの1.18台は「底値」だったことを認識するに十分だと思えます。
ストレステストで欧州金融機関に対する不安が払拭された以外、ユーロ圏を取り巻く環境は変わっていません。
昨日のユーロ圏の鉱工業生産を見ても、輸出が好調なドイツなどが指標を押し上げ、スペイン、ポルトガルなどが全体の足を引っ張る構図は変わっていません。
6月7日に記録した1.1876は一体何だったのでしょうか?
結局、欧州財政危機を煽りたてた投機筋によるユーロの売りすぎだったのかもしれません。
T&Cフィナンシャル・テクノロジーズの吉田氏の言葉を借りれば「スピード違反」だったと言えるかも知れません。
さて、本日は上に書かれているように材料、指標が目白押しです。
中国の経済指標もあり、米経済指標も多く発表されます。さらに、米大手金融機関の決算発表も控えています。
特に中国第2四半期GDPには注目です。前四半期は11.9%という驚異的な成長を見せましたが、足元では自動車販売などにややブレイキがかかっています。
市場の予想も10%から11%と多少見方が割れています。
NY市場
- ドル円はアジア市場で89円台に載せたものの、前日同様さらに買い進まれる勢いもなく再び88円台に軟化。
- NYでは経済指標とFOMC議事録の内容が景気後退を示すするものだったことから、ドル円は88円割れ目前まで下落。
- ドル安材料が目立ったことでユーロドルは直近の戻り高値を更新し、1.2778までユーロ高が進む。
- さすがのNYダウも悪材料を受け下落していたものの、引けはわずかながらプラスで終え、7日続伸。
- 債券相場は景気悪化の見通しから買い物を集め反発、長期金利は下落したが3%台を維持。
- 金、原油価格ともに反落。
- 6月小売売上高 → -0.5%(市場予想より悪化)
- FOMC議事録(6/22、23日分) →GDPと失業率の見通しを下方修正
ドル/円 88.06 ~ 88.66 ユーロ/円 112.02 ~ 113.22 NYダウ +3.70 → 10、366.72ドル GOLD -6.50 → 1、207.00ドル WTI -0.11 → 77.04ドル 米10年国債 -0.073 → 3.050%
本日の注目点(7月15日木曜日)
- 中 第2四半期GDP
- 中 6月消費者物価指数
- 欧 ECB議事録
- 米 6月生産者物価指数
- 米 週間失業保険申請件数
- 米 NY連銀製造業景気指数
- 米 6月鉱工業生産
- 米 6月設備稼働率
- 米 7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
- 米 第2四半期決算 → グーグル、JPモルガン・チェース
これまで発表された米経済指標の内容をみればある程度予見されたFOMCの議事録内容でしたが、市場は米景気後退を示すものだとして、ドル売りで反応しました。
円は2日連続で89円台定着に失敗しました。
89円20辺りが抜けきれずにもみ合い、その後ずるずると下げる展開が続いています。
昨日はまず、これまで発表された6月の経済指標がそうであったように、小売売上高が市場予想を上回るマイナス幅でした。特に、自動車・同部品と建設資材などの落ち込みが目立ったようです。
さらに、その後公開されたFOMC議事録では、2010年第4四半期のGDP見通しを下方修正し、失業率の見通しについても悪化すると、9.2-9.5%に引き上げられていました。
大半のメンバーは景気回復ペースが鈍化し、高水準の失業率は長期化するとの見方をしていることが明らかになりました。
また議事録では、景気が悪化した場合には、追加の緩和策が適切かどうか検討する必要がある、とも指摘しています。
このように米景気回復のペースが明らかに鈍化しており、市場は米金利の引き上げは「来年以降」との見方を強めています。
このため昨日はドルが全面安の展開を見せました。
ただ、米株式市場が大きな崩れを見せないことからドル売りの勢いも今のところ限定的です。
円も88円前半までは買われますが、87円台に切り上げる勢いもなく、上値も下値も大きくぶれにくい状況です。
米株式市場が大崩すれば、円も再び87円台を目指す展開になりそうですが、このところの株価の安定がかろうじて円高への流れ関止めています。
NYダウは7日連続で上昇していることから、その反動が気になるところです。
ユーロドルの回復がゆっくりではありますが、しかし着実に上値を試しています。
昨日はNYで1.27台後半まで買われ、直近の戻り高値を切り上げています。
日足では現在一目均衡の「雲」に突入しており、1.2792辺りに雲の上限があります。
日足よりも短い足では、全て上昇傾向を示しておりこの「雲」を抜けきると、ユーロの1.18台は「底値」だったことを認識するに十分だと思えます。
ストレステストで欧州金融機関に対する不安が払拭された以外、ユーロ圏を取り巻く環境は変わっていません。
昨日のユーロ圏の鉱工業生産を見ても、輸出が好調なドイツなどが指標を押し上げ、スペイン、ポルトガルなどが全体の足を引っ張る構図は変わっていません。
6月7日に記録した1.1876は一体何だったのでしょうか?
結局、欧州財政危機を煽りたてた投機筋によるユーロの売りすぎだったのかもしれません。
T&Cフィナンシャル・テクノロジーズの吉田氏の言葉を借りれば「スピード違反」だったと言えるかも知れません。
さて、本日は上に書かれているように材料、指標が目白押しです。
中国の経済指標もあり、米経済指標も多く発表されます。さらに、米大手金融機関の決算発表も控えています。
特に中国第2四半期GDPには注目です。前四半期は11.9%という驚異的な成長を見せましたが、足元では自動車販売などにややブレイキがかかっています。
市場の予想も10%から11%と多少見方が割れています。