いつの間にか4月。




桜のニュースを見聞きし、大怪獣の入学式でも目にしていたはずなのに。




今日、来賓として出席した入園式で桜が満開なのに気が付いた。




風に舞う花びらを見て美しいと思うと同時に切なくなった。

桜を見ると高校の友人Aとの想い出が蘇ってくる。





彼女とはたくさんの花を見たのに。

他の花では感じないのに。

そして「さよなら」はカサブランカだったのに。




楽しい想いが切なく愛しい。




A…、あなたが

「見頃だからおいでよ」

とメールをくれたのは一昨年。

あなたが言っていた場所の桜は今が満開だそうだよ。




週末、怪獣達を連れて行って来ようかな。

あなたが私に見せたかった桜を見に。







私は今年、季節外れの桜をあなたに見せられるのだろうか。

言い訳をしないあなたにいつも見られているような緊張感のもと、あなたにとって私が友人であったことを恥じない自分でいたいと思います。