コメントでお世話になっているameさんの記事を読んで気付いた。

年賀状準備をまだしていなかった…。

毎年頭を悩ませてしまう。
その原因は、私の両親宛の年賀状。



私の家では、私が子どもの頃から親子間でも年賀状のやり取りがあった。
年末になると仕事の書類が増え、それを終えて年賀状に手を付けるのが25日を過ぎてしまう母。今のようにパソコンで簡単に打ち出しができる時代ではなく、また100枚を超える年賀状一枚一枚に相手との一年を振り返るようなメッセージを書いていた。結果、投函が年内ギリギリになる。
「元旦に着くかしら」
確認の意味で私に出したのが発端だ。
もらったら返事を書かなくてはならない。私も両親宛に書くことになった。



それから数十年。

私が家を出てからも続いた何ということもないやり取りが、悩みの種に変わった。
理由は『写真付賀状』を送るようになったせい。

「この写真の構図は…」
「大怪獣と小怪獣の服のコントラストが…」
「写真に対して、この周りのイラストがなぁ…」

大怪獣が生まれてから、父が感想とも文句ともつかぬことを言い始めた。

あの~…。
お宅のお孫さん達はプロのモデルでもなければ、撮影するお嬢さんはプロのカメラマンでもないんですよ…。

と言いたいところだが、年始早々の親子喧嘩は避けたい。
はいはいそうですね、と聞き流す。



そんな父が一度だけ褒めてくれたことがある。

何年か前の年末、父は心臓のバイパス手術をした。
母から
「何があるか分からないから年賀状は術後まで出さないで」
と言われていた。
無事に手術が終わり、病室で手渡しの年賀状を見た父は

「よくできてるな」

と一言。退院までの間、それは枕元に飾られていた。



今にしてみれば、手術が成功したことに安堵し、孫達の写真を見られることが嬉しかったのだろう。気も弱くなっていたのだろう。

ああだこうだ言えるのも、元気だからだな…。



とは思うものの、やはりダメ出しをされるのは面白くない。
いっそのこと両親には写真付ではないものを送ろうか?
それで写真を後で渡せばいいのでは?

………。

よし、今年はそうしてみよう!
「なんで写真がないんだ?」
と文句を言われるかも知れないけれど、それはそれでまた来年の宿題ということにしよう。



さぁ、早速用意を始めるとしますか!