夏のお約束とばかり雷の日が続いた。



ゴロゴロゴロ…と聞こえると怪獣達は

「おへそを隠さなきゃ!」

慌ててTシャツを引っ張る。その様子が可愛らしく、つい構ってしまう。






ピカッ!!

また稲光だ。


怪獣さん達!お腹を出してると雷様が来ておへそを取られちゃうよ!


焦る大怪獣。

何かに気付いた様子の小怪獣。



ほら、小怪獣君どうした?
雷様が…

「お腹が出てると…?」

と、私を見る。

大怪獣もTシャツを引く手を止め、小怪獣と私を見る。





途端に2人がニタァ~とした。そして小怪獣が

「お母さん、おへそ大丈夫?」







あ…。

そういう意味のニタァ~だったのか…。




危険を察知した大怪獣が

「そんなこと言ったらお母さんがかわいそうだよ!」






ぐさっ!



ぐさっ!!



ぐさっ!!!






小怪獣の言葉に大怪獣のだめ押しが加わった。

しかし柔らかい言葉のトゲに刺されながらも笑いが止まらない。



いやぁ、3歳でそんなことが言えるとは!
5歳でそんなフォローができるとは!

あなた達、日々大きくなっているんだね。お母さん、何だか感心しちゃったよ。







いやいや!

感心している場合じゃない!

元はと言えばあなた達がご飯を残すからでしょ!と言いたいところだけれど…
残すくらい用意してしまうのは私。
で、食べているのも私。







怪獣達よ、今に見てなさい!

お母さん、今回は頑張っちゃうよ!

妊娠前のウエストに戻してみせるよ!

その時はちゃんと
「ぎゃふん」
と言ってもらうからね!







だが、こんな時に限って親戚からのおいしそうな頂き物が。しかも結構の数で殆どが名産品。


はぁ~…。


誘惑に勝てるかなぁ。勝つ自信……あんまりないなぁ。






怪獣達が親より友達に関心を示す時期がくるのと、私が痩せるのとは


どっちが先なんだろう…。