ある日のこと。
大怪獣が私にこんな質問をしてきた。
「なんで泡は白いの?」
白い石鹸でも青い石鹸でも泡の色は白い。そこが不思議だったらしい。
そうだよね。不思議だよね。
お母さんもそう思ったことがあるよ。
何年生かは忘れたが、小学校の頃だ。
疑問に思った私は父に尋ねてみた。
返ってきた答えは
「知りたいと思ったら調べてごらん」
何をどう調べたらよいか分からない。
そう言うと、父は役に立ちそうな本を何冊か渡してくれた。
次に中に書かれている漢字が読めない。意味が分からない。
字を聞くと今度は辞書を数冊持ってきた。
思うように進まず苛立つ私。
何ですぐ教えてくれないんだろ。何でこんな面倒なことをしなくちゃなんないんだろ。
分かってるなら教えてくれたっていいのに。
お父さんの意地悪!
あ、もしかしてお父さんも分かんないのかな…。
四苦八苦して何となく理解できる、に到達。たった一つのことを知るために、他の幾つのことを調べたろう。
ヒトの目に映る色。
そして反射。吸収。…
達成感はあったものの、手間暇かけて疲れた私は父をやっぱり意地悪だと思っていた。
親になった今、あの時父が教えてくれたことが分かる気がする。
目的地に連れていくことは出来ないけれど、目的地までの行き方を知る方法は教えてあげるよ…。
大げさかも知れないけれど、そんな含みもあったのかな。
さて…。
大怪獣には何と言おう。
年齢が違うから父と同じようには言えないな。
結局もう少し大きくなって調べられるように『不思議ノート』なるものを作ることになった。
ちょっと不服な大怪獣。
気持ちは分かるんだけど、もうちょっと大きくなるまで待ってね。
そこに小怪獣登場。
「僕も『不思議ノート』欲しい!」
ふーん。
君も不思議に思うことがあるんだ。
で、どんな?
「何でおっぱいからは麦茶とかジュースとか出てこないの?」
小怪獣くん…。
君の名が『不思議ノート』に書かれるのは時間の問題だね…。
大怪獣が私にこんな質問をしてきた。
「なんで泡は白いの?」
白い石鹸でも青い石鹸でも泡の色は白い。そこが不思議だったらしい。
そうだよね。不思議だよね。
お母さんもそう思ったことがあるよ。
何年生かは忘れたが、小学校の頃だ。
疑問に思った私は父に尋ねてみた。
返ってきた答えは
「知りたいと思ったら調べてごらん」
何をどう調べたらよいか分からない。
そう言うと、父は役に立ちそうな本を何冊か渡してくれた。
次に中に書かれている漢字が読めない。意味が分からない。
字を聞くと今度は辞書を数冊持ってきた。
思うように進まず苛立つ私。
何ですぐ教えてくれないんだろ。何でこんな面倒なことをしなくちゃなんないんだろ。
分かってるなら教えてくれたっていいのに。
お父さんの意地悪!
あ、もしかしてお父さんも分かんないのかな…。
四苦八苦して何となく理解できる、に到達。たった一つのことを知るために、他の幾つのことを調べたろう。
ヒトの目に映る色。
そして反射。吸収。…
達成感はあったものの、手間暇かけて疲れた私は父をやっぱり意地悪だと思っていた。
親になった今、あの時父が教えてくれたことが分かる気がする。
目的地に連れていくことは出来ないけれど、目的地までの行き方を知る方法は教えてあげるよ…。
大げさかも知れないけれど、そんな含みもあったのかな。
さて…。
大怪獣には何と言おう。
年齢が違うから父と同じようには言えないな。
結局もう少し大きくなって調べられるように『不思議ノート』なるものを作ることになった。
ちょっと不服な大怪獣。
気持ちは分かるんだけど、もうちょっと大きくなるまで待ってね。
そこに小怪獣登場。
「僕も『不思議ノート』欲しい!」
ふーん。
君も不思議に思うことがあるんだ。
で、どんな?
「何でおっぱいからは麦茶とかジュースとか出てこないの?」
小怪獣くん…。
君の名が『不思議ノート』に書かれるのは時間の問題だね…。