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下の子が、何を言っても「イヤだ」を繰り返す。いわゆるイヤイヤ期到来。一般にはもう少し幼い頃に起こる現象だが、我が子には若干遅れてやってきたようだ。

衣服、菓子、玩具、全て否定から入る。外出も「行かない」。留守番も「イヤだ」。

穏やかにと思っていても、時間がないとイライラし、つい急かしてしまう。きつい言葉を発してしまう。そして言われるのだ。

「怒られるのイヤだ」

嫌なら怒られないようにすればいいのに、と心の中で思う。

…でも少し羨ましい。

大人になると、そうそう嫌だとは言えない。我慢も増えるし、常識にも縛られる。仕方ないと諦めることも覚える。社会生活を送る上で、人間関係の中で、必要なことだ。

今年から集団生活が始まり、小さな一歩を踏み出した我が子。その中では様々なことに挑戦しているらしい。イヤだ、と言うこともなく。

不安やストレスもあるのだろう。その発散が家庭でのイヤイヤにつながっているのかも知れない。

早く手がかからなくなると楽なのに、と思う。

反面、寝顔を見ていると今のままでいて欲しい、と思う。

振り返ると育児に費やした時間なんてあっという間で、あの頃はかわいかったねなんて感傷にふけっている時間の方が長いのかも知れない。

だから今はたくさんイヤイヤ言って、たくさん泣いて、たくさん甘えて下さい。頼られる心地よさを味わわせて下さい。親としての誇り、楽しみを堪能させて下さい。

そして、ゆっくりゆーっくり成長していって下さい。

じゃないと


イヤだぁ――――――!!