私の母は今、数年前に大病をしてから発症した
脳血管性の痴呆の父に一日付きっきりで介護をしている。
父は、自分の家がどこなのかも分からないくらいで、
話す言葉も意味不明だったりすることもしばしば。。
かかりつけのお医者さんが、母の心労を気遣い
「老人ホームに入院させた方が良い」と言うのも聞かず、
プライドの高い父を父らしく見送る覚悟でいる。
おやつにパイやクッキー、キャラメルまで作ってくれたり
手先も器用で、母とお揃いの生地で洋服を縫ってくれたり
何でも知っていて英語もペラペラで、子どもの頃から自慢の母だった。
今の母を見ても精神的、体力的にも限界だろう自分を二の次にして
父の介護に家業の経理に家事をこなし、完璧な女性だと思う。
まさに芯が強い“昭和の女”だ。
そばにいながらも、週末ぐらいにしかそんな母の手助けができず、心が痛む。
明日の母の日には、心から感謝の言葉と、尊敬の念を贈りたい。