こんにちは!

 

現在、サンティアゴアティトラン市では、10日間に及ぶスポーツ大会真っ只中!

子どもから大人まで、学生たちはみんなこぞって、連日スポーツ大会をやりまくっております。

この間、授業はありません!

ひたすら、試合です!

この大会に参加しない子どもたちは、10日間、なんにもせずにお家にいます!笑

 

私も、お家に・・・。

 

ということはなく、ちゃんとカウンターパートと今後の活動準備をしたりなど、働いております。

 

この時間を利用して、カウンターパートのペドロが

「ここの事務所にあるものを整理したい。」

といってきました。

 

私は、「よっし、やろうではなか!」と二つ返事。

というのも、ずっとまえからこの事務所の棚の中や、そこらに置いてあるものの乱雑具合、机の上に山積みになっている書類の数々が気になっていたから。

 

そして、いざほこりまみれになっている物品や書類を整理し始めてみると、衝撃が!!!

 

 

この事務所に、実はたくさん教材を作るための、材料がたくさんあった!

 

 

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私が日々、生活費を削って購入していた文房具。

大量のマスキングテープ、大量の色画用紙、大量の分度器&定規のセット、無数のマーカー、ありあまるB紙、様々な未使用ノート。

さらに、私がもりもり作っていた算数の教材、同じものですでに出来上がっているものがあった!

 

どうして、ここにあると教えてくれたなかったの!

これがあれば、何も購入する必要などなかったぞ!

 

 

さらに、いろんな絵本、読書用の本、英語の教材、算数の教材、マヤの文化を継承するための教材、ビデオ教材などなど、学校で使ったらとても役に立ちそうなものがたっくさん隠れていた。

 

よく見てみると、少し前までスペインの団体がこの村での活動によく来ていたようで、その団体のマークがついた教材がたくさんありました。

しかし、ある人から聞いたのですが、その団体は数年前にこの村から撤退したとか。

理由は、どれだけ支援をしても、なかなか人々が変わらず、結果が出なかったからだとか。

有り余る教材を見て、そんな話を思い出し、ちょっと切なくなった。

 

 

一番の衝撃は、倉庫の中で発見したもの。

 

そもそも倉庫があるということを数週間前まで知らなかったのですが、今回初めてそこを見せてもらうと…。

 

 

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無数の段ボール!
 
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あーーー!

 

なんと、教科書がたくさんあるではないか!(写真では分かりにくいかもしれませんが)

 

え~!?

なんで、なんで、教えてくれなかった?!

去年からさんざん教科書が足りない問題で先生たちが嘆いていたというのに!

余っている学校探して、校長先生にお願いして譲ってもらい、ほかの学校に配ってた私の努力は!?

教科書があるのは、うれしいけれど、もう今年分はついこの間届いたので、結局今となってはこの教科書の出番もなさそう…。

 

しかし、なぜカウンターパートがこの倉庫の存在と、教科書の存在について一言も教えてくれなかったのかが謎すぎます。

 

 

言葉を失った、この無秩序な倉庫の状態。

 

毎年毎年、余った分はポイって、そのまま箱ごとここに詰めていたのね!

 

さらに、空き箱も片づけるのめんどくさいからそのままポイってここにぶっこんでいたのね!

 

今週は一週間、ゆったり過ごせると思っていたけれど、これを片付けるのは一週間じゃぁ足りないよん…。

 

無秩序&とっても汚い&ネズミがいろいろかじった形跡&爪のサイズのクモがたくさんという不気味な空間。

 

何から手を付けていいのかわからない状態だったので、とりあえず空き箱50個くらいをつぶした。

 

そして、タンボールを運んでいる間、何かが服の隙間から入って、下着の中にポロって落ちる感覚が。

嫌な予感。

 

中をのぞいてみると…。

 

やっぱり。

死にたてのクモの死骸(結構大きめ)。

 

しかし、驚いたのは、その状況に自分があまり驚かず、慌てふためかなかったこと。

「あ、やっぱり君か。」

くらいの態度で、ペペっとはらって終了。

 

私、強くなったなぁ。

 

 

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ゴミ箱は、もう入りきりません。
私は段ボール、潰して捨てるんですが、グアテマラの人はそういう感覚ないのかな?
カウンターパートは箱のまま捨てる。
そりゃ、すぐゴミ箱いっぱいになるよ?

 

 

掃除、整理整頓する中で考えていた。

 

「整理整頓って、なんて大切なことなんだ!」

「日本人って、なんて整理整頓が上手なんだ!」

「どんなに資源があっても、それを管理できる人がいなければ、なんの価値もそこから生み出せないんだ!」

 

などなど。

 

グアテマラで感じる一つの特徴。

 

「整理整頓が苦手。」

 

職員室でも、教室でも、モノが無秩序に置かれている。

職員室に仕えそうな教材や本がごっそりきれいな状態で置かれていることも何度も目にしました

 

こちらでは、とにかく「整頓」という感覚はあまりお目にかかりません。

 

同じ入れ物に、まったく種類の違うものがわっさわさ詰め込まれたり、さまざまな書類がとりあえず積み上げられ、どこになにがあるのか探し出すのに一苦労。

机の中に、仕切りはなく、はさみ、ペン、書類、鍵、財布がぐちゃぐちゃ~って投げ込まれている。

 

その結果、いつも「鍵はどこだ?」と毎日のように探しています。

 

これまでは、算数の教科についてだけでも、つっこみどころはたくさんあるので、ましてや人の身の回りの整理整頓にまで首をつっこむ余裕はないし、その必要もないと思っていました。

 

でも、今回のさまざまな衝撃から、結局いくらモノがあっても、それらを管理できる人がいなければその資源はないに等しくなるんだと気づき、少なくともカウンターパートには身の回りの整理整頓、物品管理についてのアドバイスをちょこちょこしてみようかという気になりました。

 

そこで、早速掃除中に

 

私「これからは、モノを分類して整頓していこう。ここは、教材コーナーで、ここは印刷物コーナーって感じに。」

 

カウンターパート「わかった。」

 

と言った5分後、全然種類の違うものが、どど~んと棚に投げ込まれていたので、これも道のりは長そうだなぁと思ったのでした。

 

 

整理整頓は、自分の生活環境、生き方にもかかわってくる大切な行動でもあるということを実感したので、私も自分の身を振り返り、帰宅後すぐにさぼっていたお部屋のお掃除をしてみました。

 

 

かぶっていたほこりをふき取り、お気に入りの小物や布を置きなおしてみた。

 

かわいいもの、清潔な環境に身を置くと、心もすっきり。

 

これからはもう少し自分の身のまわりの環境を大切にします!

 

 

 

おまけ

最近、グアテマラの小物や服にまた惚れ出している。

先日、久々にグアテマラグッズ買ってみたら、なんかそれらがすごくかわいくって、ウキウキしちゃう。

 

 

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民族衣装ウィピルから作られる小物がたくさん売られています。
 
 
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この淡いピンクの布は前から欲しかった!
 
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髪かざりも(^^)
 
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Tシャツっぽく着れるウィピルも!
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購入した古着のウィピルを自分サイズに調整して…
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普段着としても着れるかわいいウィピル!
 
 
さらに火がつき、ずっと前に安ーく買ったウィピルで、パソコンケースを作れないかと、ひらめいたところ…
 
大して得意でもない裁縫で、もともと使っていたケースにサイズを合わせて縫い合わせ、上からかぶせてみた。
 
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大胆な計画をだったけれど、結果、満足の出来!

 

 

将来は、日本でもグアテマラグッズに囲まれた生活をしたい!

ちょいちょい買い集めていこう。

 

 

カラフルな色、繊細な手工芸、夢と歴史がいっぱいのマヤ文化なのです!