お疲れ様です!

 

私の頭はお疲れですが、心はとても元気です!

 

 

 

朝一、校長会でのプレゼン。

少々緊張しましたが、おかげさまで無事、伝えようと思っていたことはだいたい言うことができました。

 

 

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内容は、各学年の単元を終わらせる大切さと、そのための授業計画、そして学力テストの分析結果報告。

 

結果報告では、今までなんとなくわかっていたけれど、目に見える形では現れなかった現実が、数字という形で可視化したことで、先生たちはこの市の先生方の学力レベルにびっくりされているようでした。

 

数字ってすごいな。

説得力ある。

 

校長先生方の心が揺れ動いたところで、私も言いたいことを言えるだけはっきり言いました。

 

「子どもの前に、まず教師が勉強しないといけません。そして、同僚の前に、校長先生であるあなた方がまず変わらないとだめだ!」

 

という感じに。

何人かの先生は、うなづいてくれていました。

 

「子どもたちの未来のために、ここからみんなで変化を起こしていきましょう!」

 

 

 

どこまで、伝わったかな?

 

 

そして、そのあと学区長が校長先生へ向けて話していた内容を聞いてさらにがんばろうと思った。

 

「今は、こうしてサキが頑張ってくれているけれど、サキはたったの2年しかここにいない。じゃぁ、サキがここを去った後、どうする?サキが帰ったら、また元通りでは意味がない。変化には時間がかかる。だから、私たち自身が変化を巻き起こしていかなければならないんだ。」

 

そう、それが私が一番念頭に置いていること!

私がしたいのは、私だけが2年間ひとりで働くんじゃなくて、こっちの人を巻き込んで巻き込んで、持続的な発展ができるシステムをつくること。

だって、こっちには素晴らしい先生もたくさんいるんだもん。

その先生たちが、協力し合えるシステムがあれば、必ずここの教育は改善していくと思うんですよね。

その力を、ここの先生方はもっていると私は信じている。

 

その為には、一緒に変化を巻き起こす同志探しが大切だと思っていて、その同志たちとチームを作って、ここサンティアゴの教育を改善していきたい。と、そんな提案を去年学区長にしたことがありました。

しかし、なんかその時は彼の機嫌がよくなくて、その意見に賛成はしてもらえず、さらにはJICAは県から派遣された組織だから、県のメンバーと話してくれ、市の方のプロジェクトはこっちでやるからと、なんか蚊帳の外へ追い出された感じで、その日はがっくりして帰りました。

 

そんな学区長の口から今日は

「サキがいなくなった後も、続けて変化し続けていけるように、今ある算数委員会とは別にテクニカルチームをつくりたいと考えている。」

 

と校長先生の前で言っていた。

 

それは、まさに私が去年提案したこと!

既存の算数委員会のメンバー構成には、以前からずっと疑問を抱えていた。

退職間際の先生、算数に関する知識があまりない先生、そもそも嫌々メンバーになっている先生などなど…。

変化を起こすには、メンバーがめちゃめちゃ大切だと思うの。やる気がある人、変化を起こしたいと思っている人、そういう人と働いた方が絶対にいい波が起こせる。だから、私はそれを提案したのです。

 

 

もし、このテクニカルチームが実現したら、めっちゃ面白いことになると思っている。

というのも、私にはすでに彼らと一緒に実現したいめっちゃいいアイディアが浮かんじゃったから!

それを考えるとわくわくする~!

いやぁ、自分でいうのもなんですが、私ってアイディアマンなんですよ。

ふと、めっちゃいいアイディアが浮かぶんです。

これは、私の特技(?)なので、ありがたくこの素質を人のためにつかっていく。

 

 

それにしても、最近私の周りの人がみるみる変化してびっくりしています。

学区長もカウンターパートも最近とても協力的ですごく働きやすいし、どんどん計画が前に進んでいる。

 

今年一年がますます楽しみになってきました。

 

 

そして、嫌われている学校の校長先生とお話ししました。

「もし、私に対して抱いている疑いがあるのなら、教えてほしい。不快な思いをさせていたら、ごめんなさい。」

と。

 

見た目ヤクザみたいな強面の校長先生なんですが、思ったより柔らかい態度で返答していただきました。

「僕はいいんだけど、同僚のみんなはすごく不快に思っているみたい。彼らに直接聞いた方がいいと思う。もしよければ、今度学校に来て彼らと話すかい?時間つくるよ。」

と。

 

「ぜひお願いします!直接話したいです。」

即答。

 

というわけで、仲直り(できるといい!)の場を用意をしていただきました。

 

せっかく一緒に働くために日本から来たのだから、ここの先生方とも一緒に働きたい。

つまんないことで、2年間お互い微妙な関係になるのは嫌だ。

直接会って、私をもう一度見てもらって、私という人間を吟味していただきたい。

きっと、大丈夫。私はそう思っています。

 

 

午後は、2校の学校を回ってテストの返却。

今日の声を紹介

 

「こんなにたくさん仕事して大変じゃないかい?私たちのためにこんなにもやってくれてありがとうね。」

 

「なんでこんなテストやるの?やってほしいのは、テストじゃなくて研修会だよ。」

 

「学力テストのこと、本当に感謝しているよ。こういう大きなことは、いち校長が学校単位でやろうとしても、同僚はやりたくない!といって実現できないことだから。このテストは今後教育を改善していくためにすごく重要な意味を持っていると思う。教職は、遊びじゃない。ほかの仕事みたいに野菜が腐ったからって、ポイって捨てればいいような簡単な話じゃない。子どもに言う前に、まず自分たちが勉強しなきゃいけないよ。」

 

 

今日は、いろんな人の熱い話を聞いたなぁ。

 

それがまた私の心の中に種として植わって、私に生命力を与えてくれるんだな。

あと、1年5か月。

今は、やれること、やりたいこと、かたっぱしから全部やりたい!

私は、欲張りな性格。

 

昔、こういう欲張りな自分が嫌だった。

結局あれもこれもといって、いろいろ中途半端になるから。

それで、短大にいたとき、アメリカ人の教授に「よくばり」って英語でなんて言うのかな?

私、いろいろあれもこれもって欲張りだから。

って言ったら

「それは、”Dreamer”って言うんだよ」

と言われた。

 

そこから、私は世界観ががらっとかわったとを覚えています。

こんな私でいいんだ!ってね。

 

「よくばり」=「夢がいっぱい」ってことだもんね。

 

よくばりセニョリータ、そんな生き方でいいですよね?

 

 

話があっちこっち飛んで、軸のない日記になりましたが、読んでくださりありがとうございます。

 

 

今日も一日、ありがとうございました。