【当たり前の人生と、当たり前じゃない特別な人生と、どっちがいい？】
「アデライン100年目の恋」っていう映画を見たよ
ある年齢から、年を取らなくなってしまった女性の物語
年を取らなくなって
自分だけが若いまま（29歳かな）
娘も自分の年を越えていくの
好きな人が出来ても
自分だけが年を取らないから
結婚も出来ないし
本当のことは話せないし
美しく若いまま、人生が続いたら
私だったら何をしようか？って考えるようで
この映画のように
終わりの見えない人生なんて
辛いことも多いのかも知れないねぇ
そういえば
福井県の若狭（現在の小浜市）に
「八百比丘尼伝説（やおびくにでんせつ）」があるね
父親が手に入れた、人魚の肉を食べた娘が
年月が過ぎても容姿が美しいままで
800年生きたという伝説で
最後は自ら洞穴の中に入って、即身成仏するために
入り口を塞いでもらったという
でも、今もなお、生きているかもしれないって言われてるんだよね
年をとるって、嫌だけど
年を取るから、生きることを終える心づもりができるのかもしれないね
人生いろいろあるでしょ？
大変なことは、できれば避けたいのが人情だけど
ハプニングでも起こらないと、気付かないことって
この映画のように、特別な事じゃなくても
結構あるんじゃないかな？
体調を崩してはじめて、健康のありがたさを知るし
パートナーと喧嘩してはじめて、相手のことを知り
幸せの時間を意識するでしょ
家族がいるから、幸せが膨らむことを知り
失ってはじめて、その存在の大きさを知るよね
こんな風に
ハプニングによって、自分がどれだけ与えられてるか
自分が、どれだけ満たされてきたか
気付くことが多いよね
まるで
「実は、当たり前の事など何もないよ」って
教えられたみたいに
ハプニングが無かったら
悩みもしないだろうけど、全てが当たり前になって
感動も薄れたり、感謝の気持ちも薄くなるんじゃないのかな？
でも、逆に言うと
あって当たり前、そうなって当たり前のことを
人は、だだ順当に、こなそうとしているだけなのかもしれないね
当たり前の人生と
当たり前じゃない、特別な人生と
あなたはどっちがいいかしら？
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