どうしても忘れないうちに書いておこうと思います

 

最近、私に会った人はこの話を聞いているのだけれど

追体験をしたので、書いておきます

 

 

先日Facebookで、これがいじめの実態!というような

男の子を別の男の子がぼこぼこにしている動画をたまたま見てしまいました

中学生か・・高校生か・・そのくらいの感じの子たち

見たくて見たのではなくて、勝手に動き出したんだけれど

たまたま釘付けになっちゃったのね

最後まで見たわけじゃないけど

 

で、しばらくの間、身動きできないほど重くなっちゃって

苦しくなっちゃって

サポートしてくれている存在たちに

「これ、何とかできる方法を教えてほしい」と頼みました

 

なんでこんなに重苦しくなっちゃうのかって

多分誰でもなるんだと思うの

特にお母さんたちなら余計になると思う

 

サポートの存在たちは

「それがもし、映画のワンシーンだったとしたらどう感じる?」と聞いてきました

 

あぁ・・・

私はアクション系の映画も好きだし

今まで見た映画の中にも、ぼこぼこにされるシーンっていくつもあります

それは本物ではないから・・ということは確かにあるとは思うけど

確かに映画のワンシーンなら、ぜんぜん重くならないなぁ・・なんでだろう?と思いました

 

Ciel

「所詮、映画の全体の中のワンシーンだから?

そこだけ見たら痛いけど、映画全体の中のホントにワンシーンだから?」

 

サポート

「そう、まずはそこ

その人の人生のワンシーンでしかない

これは全ての事に言える

いま大変だと思う事も、楽しいと思う事も、人生という映画の中のワンシーンでしかない」

 

・・・なるほど

ワンシーンでしかないところに、いつまでもこだわっていたら

映画全体のストーリーは見えなくなってしまう・・

そのシーンだけクローズアップされているように見えるけれど

所詮すべて、ワンシーンでしかない・・・

 

 

「それにお前は、そのシーンを見ながら、別のものを紐づけた」

 

「別のもの?」

 

「そう

過去の経験、その時の感情

そうであるという知識

そういうものを他から持ってきて紐づけた」

 

それで、何を紐づけたのか考えてみた

まず、やられているのが息子だったらと思うと・・・と思っていた

その時点で、動画の中の殴られている子は完全に息子になっている

そりゃ胸も痛むわねぇ・・

 

そして、子供の頃いじめられていたことがある

いじめられていたというよりハブられていたんだけど

ハブられていたクラスメイトをかばったら、次の日からターゲット・・みたいな

悪いことをしたわけではないから堂々としていようと思っていたが

それでも切ない日々だった

その時の切ない感情

 

そして、弟が怒られては親に殴られるシーンまで甦った

あぁ・・なるほど

あるシーンを見ながら感情移入するきっかけがあると

そのシーンに過去のあれこれをひっぱり出してきて、そこに意味づけするのだな

 

「これは全てにおいて言える

出来事をありのままに見る事ができる人は少ないだろう

そこに何かしらの意味づけをしてしまう

そこに意味を見出すのは人だ

そうすることによって別の何かと繋がるものごともあるのは事実だが

ただありのままに目の前の出来事を捉えるということは、難しいようだ

ありのままに捉える事ができれば、感情はぶれにくくなるし

映画を見るように客観視できる

この事実は知っておいた方がいい」

 

なるほどね・・

じゃ、私はその動画を見て重くなった訳ではなくて

動画を通して過去の体験を思い出したに過ぎない・・って訳だね

で、案外、その動画の真意は見ていないってことだなぁ・・

 

これって、過去に生きているのと同じなのか?

いつまでもとらわれていること・・となるのか?

 

気になる人がいれば、そこに何かを見ている

気になる出来事があれば、そこに何かを見ている

いまの、ありのままを見ているのか?

・・・ってことの本当の意味が、ちょっと分かった気もする

 

いろいろ考える事はあったけれど、それはともかく

純粋に、ただ目の前の事をありのままに捉える

それがどういう事なのか、はっきり分かった気がしたの~爆  笑

 

これは「すべては「すべては投影にすぎない」につながっていくよ

 

 

それはまた別の話で書こうかな