こんにちは。
『和歌山フリーパスの旅』も最終回。
毎度の通り基本「紀行文」的な感じで書いていきますので、
長文が苦手な人はスルーしてください。
(写真のみの単純でもいいかもしれませんが、
旅の感動は文章でしか表せないときもあり。
その点、ご了承ください)
(前回の記事はこちら )
新宮駅で降りて、時間はあと2時間。
最終の『くろしお』にしか間に合わない時刻に降り立った…と
感じたとき、のんびり行っていたんやなあと
改めて気づく。
『新宮駅』
Canon EOS 7D + EF 24-70mm F2.8 L USMにて。
24mm、絞り優先AE、ISO400。
各駅停車が3時間に1本。
紀伊半島の先を紀伊田辺・串本方面へ向かえば、
逆の松阪・紀伊長島方面も同じ本数。
ただ、駅の階段、1番ホームの立派さは
下手したら紀勢本線の他の主要駅・紀伊田辺や白浜よりも
広くてびっくりした…!
さて、降りたら
今まで行ったことのない『熊野速玉大社』と『新宮城』。
観光案内所に聞いたら2時間で往復できるという話なので、
いつもの通り徒歩で行く。
あ、この時の装備は着替え+三脚+カメラバッグ。
ロッカーに預けるのも面倒やったんで、そのまま持っていたね(お
少し時代がかかった商店街(帰りにもっとすごいところを通る)を
通り、曲がれば新宮城。
途中、水分補給のために寄った古いよろず屋のおばあちゃんが
綾部の人で、まさか紀州に来てまで京都のことを話すなんて
思いもよらなんだ(笑)。
写してはいないけど、田舎ならではののどかさは
東紀州一の都会でも十分、味わえる。
『新宮城跡』
Canon EOS 7D + EF 24-70mm F2.8 L USMにて。
28mm、絞り優先AE、ISO200。
紀勢本線はこの下をトンネルで松阪方面へ。
私は石垣を見たさに、この上へ。
(画質の都合で掲載できないけど)
改修された階段から古い石段へと変わったときの感動は格別。
本丸跡も小ぢんまりとしていて、紀州藩城代が治めていた景色を
少しだけ眺めたら、また西へと歩く。
『手前にも奥にも…』
Canon EOS 7D + EF 24-70mm F2.8 L USMにて。
24mm、マニュアル露出、ISO400。
写真左奥を見ていただいたら分かるかもしれない。
国道42号線を西に行き、速玉大社手前でこんな感じに丸ポストや
古い商店が出てくる。
ただ、100mくらいに2個あるって
今までの中で一番近いポストやないか?(笑)
『熊野速玉大社』
Canon EOS 7D + EF 24-70mm F2.8 L USMにて。
(上)70mm、マニュアル露出、ISO400。
(中、下)24mm、マニュアル露出、ISO400。
小さな橋を渡り、このように『野』の文字が違う鳥居をくぐれば
そこは神域。
平日夕方でそんなに人はいなかったけど、その分じっくり
速玉縁起の曼荼羅を見たり、お参りはできたかなあって思う。
ちなみに熊野の神は
那智、速玉、本宮(今回行かず)の三山。
2枚目の通り
全部お参りするところはあれど、
「大きなお社の場所をずらして祀っている」…
つまり、一番大きなところがそのお宮の本宮という面白いところなので
是非興味があれば行っていただきたいかな。
お社付近のお店で、やっぱり柑橘類を買ってから帰り道へ行くのは
この土地だから?(笑)
晩飯の駅弁屋もなかったので、
昔よく行っていたスーパー
『オークワ・ベアシティ新宮店(新宮仲之町店)』にて晩飯を…
と行ったら、
帰り道の商店街もオークワも、
夕方なのに人が少ない!
中心街の人間を全部、ロードサイド店舗に取られたかなあって思えば
20年、離れていた感覚がわかってしまうところが、寂しい…。
いつもの「しあ~わせですか~」というオークワのテーマに
懐かしさを感じながら、
再びさんま寿司、紀伊勝浦産のまぐろを使ったにぎり、
そしてお酒(笑)を買えば、新宮駅まで少し早足で。
『電化と非電化の境で』
Canon EOS 7D + EF 24-70mm F2.8 L USMにて。
24mm、マニュアル露出、ISO100。
紀勢本線・分断区間は会社の境目。
奥にJR東海キハ85系『(ワイドビュー)南紀』が行けば、
手前は私が乗るJR西日本381系『くろしお28号』が並ぶ。
ただ、終着駅のはずなのに乗客が少ないというのはここも同じか。
白浜より北やったらまだ乗ってくるのにね。
海を見ながらお寿司を開けて、しょうゆを買い忘れたので
みかんの汁をかけながら晩飯。
夕暮れの熊野灘の美しさを眺めて、また串本を通り過ぎて眠気が来て…
『乗務員交替と休憩を兼ねて』
Canon EOS 7D + EF 24-70mm F2.8 L USMにて。
24mm、マニュアル露出、ISO1600。
気づいたら、最初に下車した白浜駅で休憩中。
いつもの国鉄顔、何か落ち着くのは
見慣れたからかな?
ここから乗車率70%を越える混雑で381系は進む。
また眠気に負けて寝ていたら、淀川の橋を渡っていて…
鉄道唱歌の音と共に、今回の旅は終わりを告げる(ノω・、)。
帰りの乗客と車掌さんは知り合いだったのか、
談笑しながら出ていくのを見つめながら、
少々遅延していた快速で家路へと急ぐ、私でした…。
(-和歌山フリーパスの旅-終わり)
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