さてさて、『和歌山フリーパスの旅』も
あと3回くらい。
前回(その5を参照) 、各駅停車で那智駅に降りた私は
また熊野交通で那智山へ。
途中、昔アメをよく買った『那智ねぼけ堂』を越えたらすぐの
大門坂バス停で、外人さんも観光客も約半分が降りてゆく。
熊野古道が今、ブームみたいやしみんな歩きたくなるのかな?
昔どっかで歩いた覚えがあるけど。
紫陽花が咲いてきている中(注:訪れたのは4月末日です)、
カーブを越えてお土産屋の並ぶところへ着いたら
那智の滝バス停。
まずはここで久しぶりに音を聞きに行く。
神社的には飛瀧神社といい、那智の滝がご神体の熊野那智大社の摂社。
もう20年間行っていなかったんで忘れていたけど、
神社ということに忘れていて…、鳥居の横からお邪魔する。
階段を下る私。
音と新緑が目にも耳にも優しい。
『落差日本一』
Canon EOS 7D + EF 24-70mm F2.8 L USMにて。
28mm、マニュアル露出、ISO100。
神の滝は、音も温度もマイナスイオン。
全てを洗い流して、祈りに集中させてくれる。
普段やかましいはずの中国人観光客も
絶句して見ているあたり、この滝のすごさがよくわかるだろう(笑)。
『熊野古道は杖を片手に』
Canon EOS 7D + EF 24-70mm F2.8 L USMにて。
24mm、マニュアル露出、ISO100。
瀧へ通じる道も立派な熊野古道。
石段を勢いよく登って行って、お土産屋を見ていたら…
瀧の前で、肝心のきっぷを落としていたことに
やっと気づく(T▽T;)
二往復目のこの階段はなかなかきつかったなあ…。
青岸渡寺までは次のバス停からも歩かなくてはならないため、
せっかくなので古道で山歩き。
最近、山ばっかり歩いている感じがするけど(汗)、
やっぱり愛宕の麓に縁のある人間。
こういうところと切って切り離せない関係にあるのかな?
杉の並木道、新緑を撮りながら歩いていたら
那智山青岸渡寺。
『第一番札所は神社の横で』
Canon EOS 7D + EF 24-70mm F2.8 L USMにて。
24mm、マニュアル露出、ISO100。
なかなか汗が出てきたところで、お参りと同時に
桜逃さんオススメ・『ご朱印帳』をついに作ってもらう。
なんだかんだ言って初めての青岸渡寺(昔は滝のみ訪れていた)。
お隣に那智大社があるので聞いてみたら、明治期分離の
元は同一のお社とのこと。
神仏習合の名残がここにもあり。
飛瀧神社で聞いた『喪中は五十五日まで』の言葉を胸に、
もう明けていた私は那智大社も参拝。
『熊野那智大社』
Canon EOS 7D + EF 24-70mm F2.8 L USMにて。
24mm、マニュアル露出、ISO100。
大楠が美しい古社。
太陽の光が眩しい山の上。
すがすがしい気分で、旅の目的が達成されたことに感謝の祈り。
お社から横の道を通り、青岸渡寺の三重塔と一緒に
滝を写せる場所まで行く途中、名物をちゃんといただくのは旅人の性。
『三重塔と那智の滝』
Canon EOS 7D + EF 24-70mm F2.8 L USMにて。
35mm、マニュアル露出、ISO100。
あわただしくお参りをして、お土産屋は滝近辺で寄ったので、
麓のバス停へ一直線。
バス停で勝浦駅ゆきのバスに乗って行っても…
那智駅で目の前の
「新宮行き」各駅停車が出てゆく…((゚m゚;)
紀伊勝浦駅までバスで乗って、
42号線周辺でいい景色で撮れるところをこの後、聞きに行きます。
(続く)
P.S 昨日手に入った情報だが…
『阪堺電車まつり』くらいの時期(6/中旬)から、
南海さんが
「緑の10000系特急サザン」+「緑の7000系」を復活して
7000系の引退まで走らせてくれるらしい。
熊野交通が南海グループだったのでついでに掲載するけど、
また撮りに&乗りにいかなくては(ノ´▽`)ノ
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