攻城日 : 2023年9月17日
↑西側の横堀を北側から↑
下大塚城は、群馬県藤岡市のある城跡デス♪
城跡は、JR 八高線 群馬藤岡駅の北西およそ2.5kmにあり、現在は宅地や畑になっています。
宅地となってしまったおシロの遺構は消滅してしまっているトコが大半ですし、逆に遺構が残っているトコは垣根に覆われて気軽に見れなかったり放置されてヤブ化していたり...
まぁ要するに、宅地でまともな遺構をまともな状態で見れるトコはほとんどないのですが、ココ下大塚城は、宅地にあるにも関わらずまともな遺構がヤブ無くオープンな状態で見るコトが出来るレアな城跡です
↑同じく南側方面を↑
残っているとは言え、遺構は完存しているワケではなく、横堀が西側の全て (80mくらい )と北側及び南側にチミっと (10mくらいずつ )、北西隅に土塁が僅かに残っているのみではあるのですが、貴重なモノであるコトには変わりありません。
ちなみに、城跡の北側は下大塚集会所が隣接しており、敷地内に広いスペースがあるので、短時間であれば駐車してもご迷惑にはならないかと思います。
↑おシロの南西隅↑
残存箇所が限られているので、写真も似たようなモノばかりになってしまいますが ww
ソコはご容赦ください (´-ω-`)ゞ
↑三角錐状のナニカ↑
余談ですが、おシロの南西隅にはこんな建造物があるのですが...
↑まさかのブランコ ww↑
コレ、お手製のブランコのようです ww
堀の窪みを上手く利用した、斬新且つ有効的な堀の活用術かと ww
台風とかで倒壊しないか若干心配ですが ww
↑東側の堀跡 (たぶん )↑
遺構は残っていませんが、この道路が東側の堀跡になるかと
↑おシロの東側から城内を↑
写真中央の白い建物が集会所で、集会所の手前のラインがおシロの北側のラインになります。
↑おシロの東南側↑
〔歴史とか〕
不明です ww
近隣の中大塚城が、高山御厨 (伊勢神宮領の荘園 / 現在の群馬県藤岡市 )を治めていた高山氏 (桓武平氏 秩父氏の一族 )の一族である小林氏のものと考えられていることから、ココ下大塚城も小林氏に関連するものの可能性が高いようです。
〔感想とか〕
宅地の中にいきなり現れる横堀が目印です ww
規模的には特筆するようなモノではありませんが、立地を考えるとこれだけ遺構が残っているのは奇跡的と言え、何とかこの先も遺していって欲しいものです。
藤岡市の史跡指定を受けている近隣の中大塚城と違いココは何の指定も受けていないため、いつ破壊されてもおかしくありません。
何かしらの形で保護されると良いのですが...
〔基本データ〕
読み方 : しもおおつか じょう
住所 : 群馬県藤岡市下大塚
標高 (比高 ) : 89 (無し )m
築城者 (年 ) : 不明
主な城主 : 小林氏?
駐車場 : 下大塚集会所の庭先を借用
駐車場からの比高 : 無し
訪問する際の目標物 : 下大塚集会所
残存遺構 : 横堀 / 土塁
城跡に関する表示物 : 無し
史跡指定 : 無し
見学時間の目安 : 10分くらい
〔主観的評価 (最大 : ★★★★★)〕
疲労度 : ★ (無し)
ヤブ : ★ (無し)
遺構 : ★★ (街中にシレッと同化してます)
〔余湖くんのホームページより借用〕