攻城日:2019年5月5日

↑主郭Ⅱ郭間大堀切①↑

倉ヶ崎城は、栃木県さくら市にある城跡デス♪

↑公園入口の模擬門↑

城跡は、さくら市喜連川庁舎の裏山にあり、現在はお丸山公園として整備されています。

庁舎駐車場の入口には、復元(復興?)大手門もあるのですが、そちらは喜連川陣屋の回で紹介しますね。

↑主郭東側腰郭↑

さすが役所の目の前にあるだけあって、公園はキレイに整備されています( • ̀ω•́ )b ✧

↑登城路①↑

麓の駐車場から主郭までは比高約40m。

傾斜はそれなりにありますが、たいした高さではありません。

ただ...

↑登城路②↑

キレイに整備されているのはありがたいのですが、あまりに公園化され過ぎてしまっていて、だいぶ改変されています(๑•́ ₃ •̀๑)

↑主郭↑

登り始めて5分程度で主郭へ到達。

ここもこれといって見るべきモノはないのですが、その先に...

↑主郭Ⅱ郭間に架かる橋↑

朱色の橋が架かってマス。

そしてその下には...

↑主郭Ⅱ郭間大堀切②↑

超巨大堀切が出現(´⊙ω⊙`)!

深さ幅共に10mはありそうな、馬鹿デカい堀切デスΣ(*゚艸゚*)

↑主郭Ⅱ郭間大堀切③↑

これだけの規模の大堀切で、これだけキレイな状態で見れるトコって、他にそうないんじゃないでしょうか。

↑Ⅱ郭↑

橋を渡った先がⅡ郭。

一部が藤棚になっていますが、これといって遺構はありません。

↑Ⅱ郭Ⅲ郭間大堀切①↑

そして、Ⅱ郭の先には、大堀切が再び出現
\\٩( 'ω' )و ////

↑Ⅱ郭Ⅲ郭間大堀切②↑

こちらの大堀切も、最初の大堀切と遜色ない規模のデカさデス Σ(゚Д゚)スゲェ!!

↑城跡南側眺望↑

↑Ⅲ郭空堀?↑

その先のⅢ郭にも堀のようなものがありますが、果たして遺構でしょうか?

↑Ⅲ郭Ⅳ郭間堀切↑

Ⅲ郭とⅣ郭の間にも、これまでのものからすると規模が小さいですが、堀切があります。

↑Ⅳ郭の喜連川スカイタワー↑

さて、堀切の先のⅣ郭には、喜連川スカイタワーがあるのですが...

↑立ち入り禁止...↑

東日本大震災で被災し、未だに立ち入り禁止となっています。

観光地として繁盛してたとは思えませんので、修復のメドが立っていないのでしょう。

↑主郭Ⅱ郭間大堀切を下から↑

↑南側からの遠景↑

倉ヶ崎城は、1186年に塩谷惟広によって築かれたとされています。

源頼家の三男である頼純を祖とする塩谷氏ですが、分家である惟広と惟広の兄で本家を継いだ惟頼とで二家に分かれ、以後、秀吉の小田原征伐まで両家は争うことになります。

倉ヶ崎城は、公園化による改変が著しく、遺構の残存度合はあまり良くありません。

しかし、残っている大堀切は実に見事で、これだけを見に行っても損はしない...と思います。

〔基本データ〕
住所:栃木県さくら市喜連川
標高:173m
駐車場からの比高:42m
築城者:塩谷惟広(1186年)
主な城主:(喜連川)塩谷氏
駐車場:さくら市喜連川庁舎駐車場
目標物:さくら市喜連川庁舎
遺構:郭/堀切
表示物:無し
史跡指定:無し
見学時間の目安:30分くらい

〔主観的評価(最大★★★★★)〕
疲労度:★★☆(道は歩きやすいです)
ヤブ:★☆(ほとんど無いです)
遺構:★★★☆(堀切しか無いですが、一見の価値があります)


〔攻城ルート&周辺マップ〕