攻城日:2019年3月24日

↑館跡↑

"山木判官"平兼隆は、頼朝が伊豆で挙兵した際に、真っ先に血祭りに上げられたお方デス♪

↑案内板①↑

土手和田砦を見終わった後、予定ではそのまま尾根伝いに天ヶ岳砦を目指すハズだったのですが...

そのルートはかなりのヤブでした
・゜・(つД`)・゜・

既に日も暮れつつあり、薄暗いヤブの中、山を登るのはさすがに...

調子にのって金山城に行ってしまったのと、韮山城で駐車場探しに思いの外時間がかかってしまったツケが(´-ω-`)

↑案内板②↑

とりあえず天ヶ岳砦は諦め、江川邸に来てみたものの、既に閉館...

んで、付近をブラブラしてたら(←帰れよww)見つけたのが、"山木判官平兼隆館跡"の表示だったんです。

↑写真左手奥が館跡↑

最初は場所がわからなかったので車で向かったのですが、道が狭く、停めれる場所もなかったので、一度江川邸の駐車場まで戻り、歩いて再度向かいました。

↑たぶん左手の辺り↑

江川邸からは徒歩3分くらいでしたww

館跡は高台になっていますが、現在は民家となっており、侵入は自重しました。

石碑のようなものがあるらしいのですが...

また、館跡東側約200mにある香山寺には、兼隆のお墓があるそうです。

"山木判官"平兼隆は、和泉国司である平信兼の子で、父と対立して伊豆に配流されました。

伊豆国司の平時忠によって伊豆目代に任ぜられましたが、1180年以仁王の令旨を受け挙兵した頼朝によって討たれました。

ちなみに、北条政子の許嫁との説は、兼隆の伊豆配流が1179年であり、既に頼朝と政子の間に長女が産まれた後のことなので、物語上の創作のようです。

〔基本データ〕
住所:静岡県伊豆の国市韮山山木
標高:24m
築城者:平兼隆
駐車場:江川邸の駐車場を利用
目標物:江川邸(北東側300mくらい)
遺構:無し
表示物:案内板
史跡指定:無し
見学時間の目安:民家敷地内なので、外から眺めるのみ

〔主観的評価(最大★★★★★)〕
疲労度:★(無し)
ヤブ:★(無し)
遺構:★(無し)