最近は日本でも、AWAとかLINE MUSICとか、音楽ストリーミングの話題が多く、遂に日本のパッケージ文化も変化していくのかな…なんて思ってます。今月末にはApple Musicも開始されるみたいだし。その動向が気になるっちゃ気になる…

けど、ヨーロッパやアメリカでは逆にLPレコードに価値を置く人が増えているという話も聞きます。


4月にレコードストアデイがあるけれど、ここモントリオールのレコードショップも、こんなに人いたのか!?ってくらい盛り上がります。朝5時から開店するのを待つ人がいるくらい!すごいパッションですよね!!

そんな中で、最近リリースされた
Your Favorite Enemies
インタビュー記事がすごく素敵だったので、ちょこっとだけここでシェアします♪


Q:バンドとしてLPレコードというのは、どのように重要なのですか?

"音楽と人との関係は常に変化し続けているけど、僕やバンドにとって、音楽というのは常に神聖なものなんだ。何度も音楽に人生を救われた。ただのファイルやデータやプレイリストなんかじゃない。音楽は僕自身であり、僕の人生であり、僕が見たいもの、分かち合いたいもの、一体となりたいものだ。音楽というのは、言葉にする勇気がないことや、時に直面するのが怖いことを代弁してくれる。音楽は人を集め、癒し、他の何もアクセスできない人の心の奥底に触れることができる。LPレコードを手にすることは、まるで幾多の旅の地図を手にしているようだよ。それは君が今、人生のどんな時期にいるかによるだろう。アートワークはキャンバスのよう。でも音楽は圧縮されてなくて、まるでアーティストがレコーディングをしていた時のスタジオに、自分も一緒にいるかのような感覚にさせてくれる。それに、一度レコードを聴き始めると、他のデバイスで簡単にできるように、曲を一時停止したり、飛ばしたりってことが簡単にはできない瞬間が始まる。いつだって特別になるんだ。そして、音楽を元々あるべき場所へと連れて行ってくれる。" -
Jeff


皆さんは、じっくりと音楽聴いてますか?場所を選ばないmp3は、いつだって音楽と一緒にいられて、何かをしながらでも聴くことができる。それも一つの音楽の形だと思うけど…たまには、なーんにもしないで、ただ音楽を聴く、音楽と自分だけの瞬間を取ってみてもいいかもしれませんね。


インタビュー全文(英語):http://diffuser.fm/vital-vinyl-your-favorite-enemies-interview-2015/