《スプリンターの気質とスピードの重要さ》

【Tudor Minstrel】英・芝1000~1600m
Selene≒Sansovino3×2と『Hyperion+Swynford+Son-in-Law』+Lady Josephine{牝祖Lady Juror}

【Abernant】英・芝1000~1400m
『Hyperion+Swynford+Son-in-Law』+Lady Josephine{牝祖Mumtaz Mahal}

 

【SpecialーThatchーLisadell】
Special→1戦未勝利
Thatch→英伊・芝1200~1600m
Lisadell→英伊・芝1400~1600m
{父Forli}
Hyperion+Lady Juror4×4{Riot≒Fair Trial3×3}『母Lady Josephine+Son-in-Law』
{母Thong}
Nantallah{Swynford+Lady Josephine}Mumtaz Begum+Gold Bridge

【デインヒル】英・芝1200~1400m
父Danzig{ダ1100~1400m}→Heliopolis{Hyperion+Swynford}+Fair Trial→母Lady Juror{Son-in-Law+Lady Josephine}
母父His Majesty→Hyperion+Son-in-Law+Swynford

少し感じは違うが!

【Highclere】英仏・芝1400~1600m+2100m
Fair Trial4×4{母Lady Juror→Son-in-Law+Lady Josephine}+Hyperion4×3+Swynford
父Queen's Hussar→英・芝1400~1600m
Fair Trial3×3+Swynford+Gold Bridge ☆{≒Nantallah的}

【Hillary】
Selene≒Sansovino3×4含む{Khaled≒Jacopo1×3}・・『Serenissima4×4{母Gondolette5×5・5}
と『Hyperion+Swynford+Son-in-Law』

 

《Lady Juror→Lady Josephineのスプリント能力》

上記の中で気になる血でスピードがありそうなのは【Lady Juror】だろう。

【Lady Juror】自身は1000~1200mを勝ち、更に2200mも勝っている。スピードとスタミナを兼ね備えた血統通りと言えば、その通りの戦績を残している。


Lady Jurorは父Son-in-Lawの影響は薄く!その代わり母Lady Josephineの影響をより強く受けた馬なのだろう。
では名牝Lady Josephineの配合は?というと!
父には名スプリンターの【Sundridge】
母Americus Girlの父Americusが【Norfolk=The Nun2×2】の全兄妹クロスを持ち、Norfolkは4戦4勝の無敗馬で活躍した。

Norfolk=The Nunの父があの米血スピードの源泉とも言える【Lexington】であり、米国サラブレッドの始祖とも言えるLexingtonの4代父【Sir Archy】を4・5×5・5・6で持つ。

Lady Josephineのスピードは【父Sundridge×Americus{Norfolk=The Nun2×2}にあると言える。Lady Jurorという血の重要性を再認識した。


そして上記で書いた血はすべて!
【Lady Juror】+Hyperion+Swynfordの構成でスプリンター的スピードを得ている。そのスピードは【Lady Juror】からがほとんどで、スピードを保つためのスタミナや持続力をHyperion+Swynford、そしてLady Jurorの父Son-in-Lawから得て、上質なスピードを保っている。それと、スプリンター的気性も持ち合わしていたのだろう。
そして、これを牝系の奥{5代~10代内ぐらい}とかで持ってたり、クロスさせることにより、スプリント的スピードを瞬発力に昇華させている。

 

最近ではソールオリエンスが4代母Gold RunnerSing Sing3×3→父Tudor Minstrel}更にそこにデインヒルを合したのが3代母Gleam of Lightである。

このスプリント的スピードでスタミナ豊富なキタサンブラックに瞬発力として、力を与えている典型的な馬だろう。