幕府海軍の創世記から終映期までえがく。 本書は元自衛官替えがいており、幕府海軍を『海上自衛隊』の末裔と位置づけている。幕府と長州との内戦を、『幕長戦争』としており、あくまで幕府と長州の内戦を、学問的な位置で見ている。これが重要で有り、あくまで幕府と長州との内戦を、学問との位置づけを行っている。司馬史観で有れば、長州藩が悪役である。だが歴史はドラマとは違う。幕府海軍は、箱館で壊滅したが、何せ箱館タワーでは幕府海軍は英雄である。
 これは『観光史学』影響だが、仕方ない。箱館の観光資源であって、そこまで五月蠅く言わんでもいいか。www草が生えるが、土方歳三は箱館の観光資源でしかない。

 土方歳三観光資源であり、歴史の中の土方歳三不要らしい。 とか書いてしまったが、日野新選組祭りでのミスター土方は面白い。結構面白かったが、このような観光史学は大歓迎である。
 それと海軍について旧幕府軍海軍から沼津兵学校から人材を補充していた。又、横須賀の機材について、小栗又一の影響が強い。
 某寺では,小栗マンセーで感情的な記録で阿呆らしくて、冷静な書籍が無くて本当に困っていた。
 新人物往来舎の罪かね。当時の社長は趣味に近いか。だが早乙女貢も鰐淵も小説家であって、歴史家では無い。

 本書は★★★★おすすめ