南朝史観、勤王として有名な武士一族であった菊池一族を冷静な歴史観で評価する。
菊池一族に関しては、戦前から『勤王派』として褒めたたられたが、実際は菊池一族というか、彼らも九州で苦労して勢力を保っており、一部は倭寇と結託して力を蓄えていたり、後醍醐天皇にフなわされて叶わないでしょう。ついでに勤王と扱われて、実際は菊池一族の利権擁護で三代かかって大変である。
 本書は戦前の皇国史観の精神を廃し、あくまでも豪族菊池一族として九州で、イデオロギー色はありません。あくまでも『歴史』であって『皇国史観』とは一切無関係ですww

日本史の一巻として、お勧めします!
★★★ 
 

 

 


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