黒田寛一の論集。
各大学新聞に寄稿した論集を一冊の書籍に纏めた物。論集内容は新左翼に敵対した『進歩的文化人』や共産党系知識人」への批判が並べ立てていた。内容については大同小異と言うべきか、現在の『進歩的文化人』も大同小異であろう。
 それにしても60年代の知識人のレベルに低さには笑うしか無い!大学の知的レベルがここまで低く、セクト間での抗争で《プロ市民》の質は悪化し、地方からの攻勢も、地方を支配する自民党員に反撃される。彼らプロ市民は、セクト本部からの指示でしか動けず、ビラ配りかて老人か彼らが利用している身障者を利用して社会の同情を買う。極めて危険とも言える。
 帰って見えない《差別》を増長する可能性がある。更に述べれば差別というレッテルを《ネット右翼》に着せれば問題ないとする彼ら市民団体の軽さが、ネオ・ネット右翼に利用される。そういった似非ヒューマ二ズムが世間から納得出来るとは言えない。本書を読んでもマルクスの身分をフラットにするといった思想を悪用するだけであって、問題の解決とならない。
 我々一般市民をコケにしているだけであるwww。

 

 


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