中野 徹三 (編集),    高岡 健次郎 (編集),    藤井 一行 (編集)
 ロシア・ソビエトの独裁者であったヨシフ・スターリンが如何にして権力を簒奪してきたのか。そしてその旧ソ連で独裁者スターリン体制に楔の皸を打ち込んだ『スターリン批判』について考察された本。

                                                                               因みに出版社は大月書店。マルクス主義出版では有名な出版社。但しパーのサヨクでは無い。本書では『社会民主主義』を謳っているが、先党主義で共産主義が『民主主義』など不可能でしか無いwwそもそもスタリズムはある意味スターリンの個人的資質的な部分もある。
 但し、共産党は一党独裁体制であり、民主主義的多様な意見は無視、又は処理する傾向にある。
 こと、現在の新左翼が全学連から分裂して70年代による闘争と連合赤軍による内部リンチ事件で新左翼の幻影が消滅して結果、新左翼は力を失う。

それにしても『ハンガリー動乱」』が学生運動のターニングポイントであり、ソ同盟に背を向ける。そして自派内部で結束力を固めるために敵を作る。これが現行【ネット右翼】であり【行動する保守】であろうwww
 まあ、抗争は自由であるが、オウム真理教やら北大でイスラミックステートに入ると騒いだ中田孝らが公安に拘束される。お笑いざます。
 だが、彼らを笑うことを出来ない。現実にオウム真理教事件を考えれば笑えないし、歴史ファンでも小説ファンの一部が自分で考察できず、自己で考える事も出来ない。
                                    ×××
基本的に【何事も過信と鵜呑みは危険】ざますよん。

 


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