三島由紀夫の軽めのエッセイだが、どことなく本絵が見え隠れている。所謂ノーベル賞の候補だけ出ない。エッセイを読めば才能があふれ極右が神とあがめるだけでは勿体ない。戯曲を想記して才能あふれる人物であり、自裁は勿体ないと思われる。
 三島のエッセイは面白く、単にとぼけいるエッセイで無く、俗っぽい文書も書くのだなと関心。只、戯曲ヲ諳んじて作成する知識をお持ちだし、現代を生きるその後の、防衛省自裁事件を知っている。
 三島は、多彩なだけに、文才有るのに極右神様けで終わらせるのは勿体ない。
 文化人の側面を持っていた美輪明宏氏に評価されていてだけに、勿体ない。実際、美輪明宏が三島の戯曲【黒蜥蜴】は名作、元々美輪の為に作った戯曲だから。
だが美輪明宏氏は流石。三島由紀夫を理解していた。美輪は、三島由紀夫のその後の運命を理解していたような感じがした、美輪明宏は、三島由紀夫が【漢】らしさを求めていた。
 それが旧防庁の殴りこみになり、かの防衛庁演説となる。三島由紀夫氏はとうとうやってしまった。

 ★★★ チョーお勧め