ビックリしたー。
最初はモル君だと思わなかった。
あまりにも違うんだもん。
でも、大きくなっても、声が変わっても、モル君はモル君だった♪
橋を渡って、大きな庭園。
緑豊かで、花もたくさん咲いてる。
あれ?
でも、いつもと来る場所違う気がする?


「ねぇモル君。いつもと違う道なの?」
「あーそっか。琥珀には説明しておかねーとな。」


そう言うと、モル君は突然立ち止まってしまった。
なんだろう?
ボクも立ち止まると、モル君はふと空を見上げた。
空?
空に何かあるのかと思い、同じように見上げた。
するとモル君、スーっと左手を掲げたんだ。
パチン・・・って指を鳴らした瞬間。

え!?

辺り一面は、真っ暗な夜に。

またもやパチンと指を鳴らせば・・・

先程と同じ昼に戻る。

な・・・何コレ・・・?
コレを出来る人を一人だけ知ってる。
それはモル君のお師匠さんのレムさんだけ。
モル君、まさかレムさんと同じ事が出来るようになったとか?


「違げぇーよ。」
「・・・モル君・・・もしかして、ボクの心の声。」
「聞こえてる。ここは俺の世界だから。」


へ?
モル君の・・・世界・・・?
コトンっと首を傾げれば、モル君がすこし斜めって見える。
モル君は少し寂しそうに、近くの木に手を置いた。
何かを愛おしむかのように、優しく撫でる。


「レムに追い出されたんだよ。大人になったから。」
「レムさんってピーターパンだったの?」


キョトンとした顔を向けたモル君は、直後に大笑い。
なんだろう?
そんなにおかしいこと言ったかな?ボク。


「レムがピーターパンねぇ!!あーはっはっはっは!!!」
「なんで、大人になると追い出されるの?」


ピっと指をボクの鼻へと当てる。
その仕草がどことなくレムさんに似てるように思うのは、多分気のせいじゃないと思う。


「巣立ちって奴だよ。もう、一人でやっていけるってさ。」
「じゃークストとか、女王様とかは?」
「あれは、レムの夢の住人だから、ここにはいねーよ。それに、この世界にはまだ、俺一人しかいないしな。」


そう言うと、モル君は少しだけ表情をキツクして、俯いてしまった。
何があったんだろう?
ボクと会わなかった数ヶ月間に。
聞こうと思ったけど、何故か拒絶されてるように思えて・・・何も言えなかった。


「あ、でも屋敷はちゃんとあるぜ。こっちだよ。」
「うん!」


森を抜けると、ガランとした街が広がっていた。
レムさんの世界は、どこかパリのようなイメージが強かったが、モル君の街は昔の日本の街のイメージが強い。
懐かしさをどことなく感じる、モル君らしい、優しい感じだった。
でも、住人は誰もいない。

街を抜けて、さらに山を登ると・・・
大きなお屋敷がひっそりと建っていた。
やはり洋館ではない。
平安時代くらいの貴族の屋敷って感じだった。


「人はいねぇーけど、客はよく来るぜ。」


そう言いながら、扉を開けると・・・。
出迎えたのは白いウサギ。
ピーンと耳のたったウサギが、嬉しそうにモル君に駆け寄ってきた。
手慣れたようにモル君も抱きかかえると、中へと入っていく。
ボクもそれにならって中に入って行った。


「おじゃましまーす。」


本当に誰もいないんだろう。
レムさんの気配は元より、人間の気配すらない。
レムさんにも久しぶりに会いたかったな・・・。
どことなく寂しさがわき起こった。
静かだからか。
鳥のさえずりがよく聞こえる。
一つの大きな部屋に入ると、モル君はど真ん中に座った。
それにしても・・・すごい造り。
ほえーっと上を見上げていると。


「ま、ゆっくり茶でも飲めよ。」
「うわぁ、いつの間に!」


目の前には、お茶と茶菓子が置いてある。
「いっただきまーす!」と元気な声をだすと、モル君は嬉しそうに微笑んでくれた。
そのお菓子がまた絶品!
レムさんの所のお菓子も不思議なお菓子が多かったが、これもまた格別に美味しい。
そう言えば・・・。


「レムさんとは会ってないの?」
「いや、こっちがいくら空間ゲートを閉じても、こじ開けて遊びに来るぜ。」


レムさんらしい。
こんな師弟関係には憧れるなぁ・・・。


「そーか?結構、嫌な事も多いぞ。レムの野郎、この世界に入ると心を閉ざすから、アイツの声は一切聞こえてこねーしな。」
「心を閉ざす?」
「心にもゲートがあるんだよ。最初だって、お前も俺にゲートを開いてくれなかっただろ?」


あれはモル君だと思わなかったから・・・。
体から拒否したような感じはする。
パシッ!とモル君は右手に拳をつくって、左の手のひらへ当てた。
ギリギリと本当に悔しそうな顔をしてる。


「レムの野郎、自分世界だけなく、俺の世界でも俺の声が聞こえるって言うんだぜ!?せりゃルール違反ってもんだろ!琥珀はそう思うよな!?」
「え・・・う、うん。」


モル君はコロンと体を横にした。
それと同時に、抱きかかえられていたウサギは、飛び跳ねて外へと逃げて行ってしまった。
そんなウサギの姿を追いかけていた時だった。


「おや、久しぶりですねぇ、琥珀君。」
「げ!」
「レムさん!」


二人の全く正反対の反応。
突然現れたのは、レムさんその人でした。
いつもような、黒い衣装に、ステッキと帽子を被って、英国紳士の装い。
ボクは、すぐに視線を正して、頭を下げた。


「お久しぶりです、レムさん!」
「うーん、本当に久しぶりだねぇ。お互いに、怠慢な主を持つと、苦労するよねぇ。」
「え?」


どう言う意味だろう?
ボクが不思議そうにモル君の顔を見ると、モル君は立ち上がっていた。


「帰れよ!てめぇを呼んだ覚えはねぇ!!ここは俺の領土だ!」
「確かに、呼ばれた覚えはありませんが、琥珀君には呼ばれましたよ?」
「え?ボク!?」


言われた直後に、モル君はボクを睨んできた。
ボク、レムさんの事呼んだっけ!?


「ええ。私に会いたかったと思ってくれたじゃないですか。その「想い」が我らの原動力ですから。そうですよね、モル?」
「・・・琥珀、そんな事考えたのかよ。」
「え?あーうん。せっかくだから、会いたかったなって。」
「琥珀・・・おめーって奴は・・・。」


はぁ、と力なくその場に座り込むモル君。
ボク、悪い事したかな?


「ごめんね、モル君。」

「琥珀君。謝る必要はないですよ。琥珀君に会うのを、我らに黙っていたのか悪いのですから。」

そうレムさんが言った瞬間。
パチンと指を鳴らした。
ほんの刹那、暗くなった。
目を開けると、先程まで誰もいなかった屋敷に、これでもかと言う程の人。
それはみんな見たことのある人達で。


「クストさん!!」


赤い髪の兵士を見つけて、声をかければ、ニィーっといつものような笑みを向けたクストさんが近づいてきた。


「よ!元気だったか、琥珀。」
「はい!」


突然騒がしくなった屋敷内。
モル君はフルフルと怒りで体が震えているようだった。
そして、屋敷中に響き渡ような大声で叫んだ。


「レ~ム~!!!!!てめぇ、俺の世界には干渉しねぇんじゃなかったのかよ!!」
「今日は合同パーティって事で良いじゃないですか。普段は干渉してないでしょう?」
「てめぇ!!!!」


レムさんがふっと指をモル君の口元へと持っていった。
すると、モル君の声がいきなり聞こえなくなった。
でもモル君は何か怒鳴っているのか、パクパクと口が動いている。


「やれやれ、可愛い弟子とその親友為に、禁忌を犯したと言うのに。」


大げさなため息と、ぽろりと落ちた涙。
ボクはすっかりレムさんの演技に騙されてしまった。


「レムさん!そんな落ち込まないでください!ボク、嬉しかったです!!皆さんに会えて!」


言った瞬間、レムさんは花が咲いたように笑みを浮かべた。
それは嬉しそうな笑みだ。


「そうですか、では!」


パチンと指を鳴らすと、モル君の声がまた聞こえだした。


「てめぇ!!!」
「あ~喉が渇きました。」
「何処に行くんだよ!レム!!」


モル君はレムさんの後を追いかけて、部屋を出て行ってしまいました。
残されたのは、クストさんと大勢の皆様方。


「ま、あれでレムも色々と心配してんだよ。」
「そうなんですか?」
「ま、面白がってる所が9割で、心配が1割ってとこか。」


それってほとんど面白がってるって事じゃ・・・。
そんな事を思っても口には出来ない。

急遽パーティー会場と化した部屋には、庭にまでテーブルが置かれて
ありとあらゆるごちそうが並べられた。
飲み物もある。
レムさんとモル君も、奧から食べ物を運んだりと、行ったり来たりしていた。
あんまりモル君と話せないなぁ。
ボクも何か手伝えないかな?
そう思って、ふとテーブルを見た時、レムさんの家にいた食器達も、テーブルの上で忙しそうに、動きまわっていた。


「あら、琥珀の坊や、元気そうだね。」


カップのおじさんが、声をかけてくれた。


「はい!みんなも元気そうだね!」
「もちろんさ。まぁ、モル様がいなくって、レム様も寂しそうではあるけどね。」
「え?」


カップが小さく言った言葉。
大きなお皿がその先を言わせないように、ドンとカップの事を押しやった。


「お前、それ以上余計な事しゃべると、レム様に怒られるぞ。」
「うわぁ、それは勘弁。琥珀の坊や、聞かなかった事にしてくれよ!」


そう言うと、食器達はまたバラバラと忙しそうに、行ってしまった。
楽しいな。
気が付けば、随分な時間を過ごしてしまったみたいだった。


「お、もう夕方かよ。」


クストさんの言葉で、空があかね色に染まりかけていた。
そろそろ、時間かな・・・。
急に寂しさを感じた。
まだ・・・いたいのに・・・。


トントン


後ろから肩を叩かれて、振り向くと・・・
全身真っ赤なドレスを身にまとった・・・


「女王様!?」
「ほう、よく覚えておったな!!!貴様もモルも、わらわに恥をかかせた事、忘れたとは言わせんぞ!!!衛兵、こ奴を殺してしまえ!!!」


*漫画参照


女王の声に答えるように、数十人はいるかと思われる衛兵が姿を現した。
ガシャンと重たい防具の音。
槍を掲げるその仕草。
本気なのだろう。
その瞬間だった。
ボクの体は宙に浮いたと同時に、もの凄いスピードで景色が変わっていく。


「やべ!琥珀、取りあえず逃げるぞ!」
「え!クストさん!?」


クストさんに抱きかかえられて、部屋を出ると、ばったりと文句を言いながらもレムさんの後に付き従う、モル君の姿。


「おや、クスト。随分と面白そうですね。」
「レム!いくらなんでも赤の衛兵までこっちに転送させんじゃねーよ!!」
「ああ、その方がおも・・・」


レムさんが言った瞬間。
後ろから鬼気迫る勢いで追いかけてくる衛兵。
本能と言うだろうか。
モル君とレムさんも走り出した。


「待て!!!!わらわの恥!その身をもって償わせてやる!!!!」


衛兵の後ろから、さらに鬼女のような形相で追いかけてくる女王様。
レムはふと顎に手を添えて考えだした。


「よくよく考えてみると、私とクストには関係ないんですよね。」
「は!?」


何を言い出すのかと、モル君が大きな声を上げた。


「追われてるのは、モルと琥珀君の二人。よって、私とクストは逃げる必要がないと」
「本気で思ってるんなら、足止めてみろよ。」


クストさんの言葉で、チラリと追ってくる女王の顔を見つめる。
盛大なため息と共に、レムさんはガックリと肩を落とした。


「あれでは、説明を聞く耳がありませんね。仕方ない、取りあえず逃げましょう。」
「逃げるったって、どこにだよ!」


モル君の必死の言葉に、レムさんはいつものようなニッコリとした笑みを浮かべた。


「ここはどなたの世界でしたか?」
「あ。」


モル君は何かを思い出したかのように、走りながら、後ろを向いた。
そして、一つ指をパチンと鳴らした。
その途端。
大きな崖が存在し、橋もかかっていなかった。
衛兵と女王様達は止まるしかなかった。
対岸で、やっとクストさんがボクをおろしてくれた。


「ふぃ~これで一安心か。」


汗を拭うクストさんに、ボクは小さくお礼を言った。
するとクストさんは何も言わずに、ボクの頭をガシガシと撫でてくれた・・・んだと思う。
乱暴で、痛かったけど・・・。


「まぁ、満足行く出来ではないですが、モルにしては良い判断でしょう。」


対岸で悔しい声を上げている女王を見つめて、一言。
レムさんは、乱れた服装を直すと、歩き出した。


「・・・だったら、てめぇでなんとかしろ・・・レム。」


疲れ切ったようなモル君の言葉。
レムさんの後に続くように、ボク達も歩き出しました。
森の中は、本当に綺麗な花が沢山咲いています。
これがモル君の世界だと言うのは、良くわかります。
美しいだけなく、元気な感じの花。
空も快晴。
雲一つない、蒼い空。
モル君の心が繁栄してるみたいだなって思いました。


「悪かったな、せっかく来たのに。」
「え?別に楽しいから、平気だよ。」
「・・・俺も変わってるけど、お前も相当変わってるな。」


フッ!と笑ったモル君の笑み。
久しぶりに見たかも。
モル君の笑顔。
何か無償に嬉しくて、ボクも自然とニッコリと笑みを作っていた。
すると、レムさんが懐中時計を開いて眺めていた。


「おや。そろそろゲートの閉じる時間のようですよ。」
「え、もうかよ!しゃーねぇ、ゲートまで送っていくか。」


レムさんとクストさんが前を歩いて、ボクとモル君は後ろを歩く事になった。
モル君はとっても申し訳なさそうに、頭を下げた。


「悪かったな。せっかく二人で遊ぼうと思ったんだけど…いらぬ客が増えて。」
「いらぬってつれねぇー事言うなよな!モル!」


クストさんの耳には届いたのか、ニカ!と笑って否定してくる。
そんなクストさんにモル君は「あったりめーだ!」と反論していた。
昔とまったく変わらない。
ボクは、自然と笑顔になっていた。


「なんだよ、ニヤニヤして。」
「だって。嬉しかったんだもん!モル君にも会えたし、みんなにも会えたし!」
「ま・・・そうだな。」


まんざらでもないように、モル君はレムさんの背中を見つめていました。
その視線がとても穏やかで・・・
本当にモル君はレムさんが大好きなんだなぁって思っちゃいました。

たわいもない話をしながら、ゆっくりとゲートへと近づくと、すでにゲートの扉は閉まりかけていました。


「兄さーん!」


対岸で手を振るのは。弟の青藍。
ボクは、手を振ってレムさん達を振り返りました。


「今日は、ありがとうございました。とても楽しかったです。」
「おう!いつでもまた遊びに来いよ!」


クストさんはまた乱暴にボクの頭を撫でると最後に耳の3回程、引っ張りました。
レムさんもニッコリと優しい笑みを向けてくれました。


「また、いつでもいらしてください。貴方が会いたいと強く願えば、貴方の主にその気持ちが繋がり、このゲートは開く事ができます。」
「はい!」
「それと、これはお土産です。」


ポンと手を叩くと、レムさんの胸の真ん中辺りで、ラッピングされた小さな箱が現れた。
それを手に収めると、レムさんはボクの手のひらへとその箱を乗せてくれました。


「まぁ、つまらないものだけどね。」
「ありがとうございます!」


そして、最後にモル君へと顔を向けた。
モル君は、何も言わずに、ポケットに手をつっこんだままで、橋を渡り始めた。
もう消えかけている橋は、相当危ない。
もしかしたらモル君が帰れなくなる可能性だってある。


「いいよ、モル君!ここで!」


ボクはモル君を追いかけて、橋を渡り始めた。
だが、モル君は黙って歩くばかり。


「モル君!」


ボクが呼びかけると、モル君はゆっくりと足を止めた。


「琥珀、元気でな。」
「え・・・?」


モル君は背を向けたまま。


「モル君?」
「青藍に虐められたら、いつでも言えよ。俺がすっ飛んで行って、ノシてやるからさ。」
「え・・・うん。ねぇ、モル君、どうしてこっちを向いてくれないの?」


ボクがそう言った瞬間。
橋を少しだけ渡りかけている青藍をじっとみつめるモル君。
青藍が近くまで来ると、モル君は静かな口調で話し始めた。


「青藍!琥珀に何かあったら承知しねーからな。ちゃんと守れよ。」
「お前に言われるまでもないです。」
「それと、hauryの事も、ちゃんと気遣ってやれよ。」
「そんな事、分かってます。」


フゥと息を吐き出すと、モル君はニッコリとした笑みでボクの方を見てくれた。
そして、ボクの後ろへと回ると・・・
ポン・・・と
背中を押してた。
ボクは青藍の方へと、体を傾けてしまった。


「モル君?」


振り返った瞬間、モル君とボクの間に、半透明な壁が出来上がっていた。
ボクはモル君に駆け寄った。


「モル君!」
「兄さん、危ないです!!早く、橋を戻りましょう!!」
「モル君!モル君!!」


青藍に手を引かれて、無理矢理に橋を渡らせられる。
振り返りながら、モル君の名前を呼んだけど、モル君は軽く手を上げて、微笑んでいるだけだった。






『またな、琥珀。』






モル君の口がそう動いたように見えました。


「モル君!!!ありがと!!!またね!!」


橋を渡り切った瞬間、壁はどんどんの不透明になり、橋も真ん中から、消え始めました。
壁が見えなくなる寸前まで、モル君はその場を動く事がなかったです。
ぎゅ!っと握った箱。
それに気が付いたには、青藍。


「兄さん、それはなんですか?」
「あ・・・レムさんに貰ったんだよ。」


リボンを解いて、箱を開けると・・・。
中からは写真立てが。
左の写真は、全員で撮った写真。
そして・・・右側の写真は・・・いつの日か一緒にケーキを食べた時の・・・あの写真だった・・・。



2



いつの間に撮ったんだろう?
レムさんだからな。
そう納得して、ボクは写真立てをぎゅっと胸に押しつけた。
ホンワリと暖かい感じがした。


「大丈夫ですか?兄さん?」


モル君、また絶対に会おうね!
絶対に、約束だよ!!
それまで、ボクも頑張るからね。


「青藍、帰ろうか!」
「はい。」


ボクは、青藍と肩を並べてゲートを後にした。
またいつか必ず会えると信じて。



余談


写真たての裏には、一枚のカードが添えられていた。


『いつまでもモルと仲良くしてあげて下さい。 レム』


これに気づくかは・・・また別のお話。


        終わり。