毎日だらだらと続く出血に悩まされ、子宮筋腫が複数ある事は分かっていましたが、50歳を過ぎているので閉経を待っている状態でした(閉経すると筋腫はそれ以上育たないし、縮む場合もある。出血も止まるだろうと)

それに脳梗塞と認知症の父母を残して家を離れるのが心配で入院に踏み切れないという理由も。

3年ガマンしたけど、止まるどころか時折バシャッ!!と水風船を割ったような大出血が続く日もあり、再度病院に相談に行き、手術を受ける事に。

24年前、31歳の時に直径13cmの大きな子宮筋腫を開腹術で切除しています。その時に「子宮ごと取ってもいい」と言いましたが、「貴女が既婚で2~3人出産歴があるならその選択は有りと思いますが、未婚だしまだ30歳を過ぎたばかり。その若さで子宮を失くしたらホルモンバランスが崩れて更年期障害のキツイのが来て日常生活すら大変になる可能性があります。」と当時の主治医に言われ、筋腫のみ切除となりました。

その5年後に子宮ポリープになり、掻き出し手術を受けました。

なので今回は3度目になります。
今後、卵巣癌のリスクも無くしたく、子宮+付属品(卵巣)セットで摘出する選択に。

おへそから切開してここから内視鏡を挿入します。そして下腹部3か所に穴を開けて医療器具を挿入。内視鏡で見ながら切って、膣から回収、という手術です。

ただ、過去に筋腫のみ切除をしている人は、付近の臓器(膀胱・腸・神経など)に子宮が癒着してしまっている例が多く、剥離というプロセスで時間がかかり、困難な場合には開腹術に移行する場合があります。

私も癒着していましたが、腹腔鏡下で剥す事が出来たそうです。

術後当日はもうあちこち管に繋がれ、24年前と同等の苦しみを味わいましたが、術後1日目で歩行が出来たら尿道カテーテルが抜けると聞き、フラフラでしたが頑張って歩きました。

回収時に膣が裂けたのでしっかり縫われていますが、溶ける糸だそうで抜糸も無し!

その後は順調に回復していき、術後4日目で退院となりました!
なので5日間の入院生活でした。

退院後は次の受診まで入浴はシャワーのみ(3週間程度)

31歳の時は1か月近く入院してたので、時代の変化を感じますし、今もし開腹術だったとしても、腹腔鏡術より2~3日程度退院が延びる程度だそうで!医学の進歩の目覚ましさを感じました!