「君は、誰!?」
「誰って、私は誰でもないわ」
「でも、名前ぐらいあるんだろ!?」
「ナマエ!?そんなものある訳ないぢゃない。
ここはね、無の世界なんだもの」
「名前がないと、他の人と区別する時に困るだろ!?」
「ちっとも困らないわ。だってここには他の人なんていないし、
本当は私だっていないのよ!」
「でもボクには、君の姿がハッキリと見えるよ。
とても可愛い顔をした女の子に見えている!!」
「それは、あなたがそうイマジンしたから、そうなっているのよ。
あなたが他のことをイマジンしたら、その刹那、私は消えてしまうわ!」
「それぢゃあ、ここは地球🌏ではないんだね!?」
「チキュウなんて、私は知らない。私はあなたの思考の中に
棲んでいるイデアだもの。そして、あなたがイマジンした時にだけ
現れる存在にすぎないのよ!」
