Sくんへ 34 | blondcoco の人生相談

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マーケティングから恋愛問題まで、あらゆる お悩み相談室ブログです。
朱夏世代(30代、40代)の うつや思春期特有の悩みが 得意分野です。

(前回の続き)

僕の場合で話してみよう。

僕が49歳の時、弟(45歳)が死んだ。

弟を失った僕は、一冊の本に出逢った。

五木寛之さんの「大河の一滴」。

プラス思考が持てはやされていた時代に、あえて

マイナス思考の素晴らしさについて書かれていた本だった。

僕はこの本に、どれだけ救われたか分からない。

弟からもらっていた幸せの指数を、僕の場合は〈他の人物〉ではなく

五木寛之さんの本が、その穴を埋めてくれたのだ。


僕が59歳の時には、母が亡くなった。

その時も又、一冊の本との出逢いがあった。

四十九日の法要のあった日の夜、僕はナポレオンヒルの

「思考は現実化する」を手にしたまま、本屋さんの中に立ちつくしていた。

この本との出逢いにより、スピリチュアルな世界への探究が始まることになった。

(それは、今日もまだ続いている)


僕の場合は、失った幸せの指数を埋めてくれたのは、

人物ではなく書物だった。

前回のブログでは〈人物が現れる〉と書いたが、

人によっては書物の場合もあるし、あるいは新しい仕事だったり

新たな家族の出現だったり、引っ越しだったり、いろいろなケースがあると思う。

要するに、悲しみ(マイナス)のおかげで、何か(プラス)を得る

ということで、幸せの総量は終生変わらない!


このことは、〈空白の法則〉とも言う。

空白の法則は、現実界にも非現実界にもある。

それは、宇宙の摂理だから。