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朱夏世代(30代、40代)の うつや思春期特有の悩みが 得意分野です。


1998年の某日。二羽のスズメが、マカ君のお店に入ってきた。

店内を飛び廻っては、そこら辺に糞を垂れた(バッグなども汚れた)。

マカ君は、シャッター棒(シャッターの開閉時に使う物)や長ほうきなどでスズメを追い、30分以上も格闘の末、やっとのことで外へ追い出した。

数日後、そのスズメたち(たぶん同じスズメだ。同じ顔をしていたから)は、玄関(開け放してあった)から家の中へも入って来て、リビングを荒らした(一羽は、二階の部屋へも飛んでいった)。

同じ頃、アリたちも数百匹の大軍で、お店の中や家の中に押し寄せて来て、我が物顔のていで歩き廻っていた。

おっきな野良犬や野良猫も、毎日のようにやって来ては、お店の前の自動ドアの前に寝そべって、お客様が店内に入るのを邪魔していた(カワイイという人もいたが、怖れをなす人もいた)。

今思えば、あの時、動物たちには明らかに異常が見られていた。

マカ君は、スズメやアリが入ってくるお店では、もう終りだと思って、改装を決意する(実際2001年に改装した)のだが、そんな単純な問題ではなかったのだ、と今になって思う。

あの時、地球の磁場が狂ったのだ(おそらくは)。

だから動物たちが、異常な行動に出たのに違いなかった。

1999年になって、地球上では何事も起こらなかった時、世間では「それ見たことか?ノストラダムスの大予言なんて、まやかしだったんだ!」という論調が大勢を占めた。

マカ君もその当時、その論調を認めてはいたが、後年その論調はコレクトではなかったと知ることになる。

それは、インコレクトだったのだ。

確かに、1999年には何も起こらなかったかもしれない。

しかし一年前倒しで、1998年に起こっていたのだ。

地球の磁場の異常が。

だが、そのことから目を背けさせようとするかのように、デジタルの時代が1998年に華々しく幕を開けた。

この年より携帯電話が急速に普及をし始め、パソコンも個人の間に進出してきた。

人々は、新しい文化に熱狂したのだ。

実は、人々がデジタルの世界に夢中になっている間に、地球に棲んでいる人たちは、そっくり地球ごと別の世界に入れ替ってしまっていたのだが、そのことに気づいた人は残念ながら一人もいなかった。

ぼくたちが生きている2017年という世界は、あの時(1998年)以来、別物の世界になっているというのに。

真実(ほんとう)の2017年は、一体どこに行ってしまったのだろう?

失われた20年は、こうして始まったのだ。

(20年もの間、ぼくらは別物の地球に棲んでいたのだ)