中心が いくつもあって(あるいは 無数に) 、そして外周を持たない円についてのことが、村上春樹さんの短編の中に書かれていた。


3次元の世界では、円というのは 中心が一つだけあって、必ず外周はあるものだ。


ところが 僕らの意識の世界では、そういった3次元的には理解できない円が、きっと いくつも存在しているのかもしれない。


それでも僕は 、いつも 自分の円の中心に立って(その特別な場所のことを、僕はプラチナダイヤモンド💎と呼んでいる)、そこから一歩も離れずに毎日の生活を送っている。


物理的に僕は、この6年の間 半径1km圏内で暮らし、そこから一歩も出ずにいる(こんなことは 人生で初めてのことだ。以前は年に数回は東京などに出掛けていた)。


幸い 1km圏内には ほぼ全ての生活インフラが揃っているから、それが可能になっている。


ドラッグストアもコンビニも、駅も市役所も、病院も銀行も、歯科クリニックも眼鏡店も、あまり利用することはないが 学校や消防署や警察署も(スーパーだけは 1kmを少しばかり越えるけれど、徒歩圏内ではある)。


僕は 他人を助ける時にも、自分の手が届く範囲までしか援助をしない(あるいは 出来ない)。


自分の中心軸(プラチナダイヤモンド)から離れてしまうと、僕は たちまちのうちに自分自身を見失ってしまうのだ。


だから、人から冷たいと非難されようとも、僕は ちっとも気にしない。


中心軸(プラチナダイヤモンド)の位置から離れてしまうのが怖いのだ。


3次元的な 過去の自分に戻るのが嫌なのだ。


そこから離れることは、僕自身の存在意義を失うことに繋がってしまうと思うから。


そんな訳で、僕の頭の中には 今日も 中心がいくつもあって 外周を持たない円が 無数に存在している。


難しいことを考えるのが、日々 愉しい。