IZU Trail Journey ~ 第1回 伊豆松崎・修善寺間山岳競争大会 ~
ついにやって来ました!
3/10(日)午前3時過ぎに起床。
荷物の整理は就寝前に済ませていたので、着替えて荷物をまとめたら出発。
午前4時前にバスに乗り込んでスタート地点の松崎新港へと向かいました。
外は真っ暗。
まだ人はまばらでしたが、次々とバスが到着し始め、そのうち大勢のランナーでごった返すことに。
人が少ないうちにスタート地点にある大会アーチを撮影。
こういったアーチや大会ののぼりを目にすると、モチベーションも上がってきますね。
前日の受付会場周辺にも大会のぼりがたくさん立てられていましたが、そういったものを見ると大会の雰囲気が伝わってきてナイス♪
会場片隅に荷物を置いて、民宿で受け取ったおにぎり弁当を食べる。
スタート地点で食べるのはどうかとも思っていたんですが、スタートまで1時間半もあるので問題なし。
さすがに朝から唐揚げは食べられませんでしたが、おにぎりはしっかりと完食しました。
そうそう
前日の開会式会場でも会ったんですが、この日も準備をしていると、同じ福岡から参加しているKさんとOちゃんに会いました。この2人は、なべさんと同じく鉄人レベルの脚の持ち主。おそらく…いや、間違いなくレース中に会うことはないでしょうね。
お互いのペースで頑張りましょう!
そうこうしているうちに空が白んできました。
スタート地点にランナーが並び始め、緊張感も高まってきます。
といったところで、スタート前に記念の1枚。
撮影してくれた見知らぬランナーの方、ありがとうございました♪
10秒前からカウントダウン。
午前6時、いよいよスタート!
といっても、勢いよく走り出したのは先頭集団のみ。
このあたりのランナーは同じ生命体とは思えないような脚を持っている方々ばかりで、一般のランナーがそのあとに続き、ボクらのようなお楽しみ系ランナーはさらにそのあと。
スタートからしばらく経って、ようやくスタートラインを通過しました。
スタート直後の国道166号線とその後の県道をあわせて約2km。この区間、道路を全面通行止めにしているあたりが大会のデカさを伺わせます。「この区間で集団がある程度バラけて、その後のトレイルに侵入していくと渋滞もなくスムーズかな?」と思っていましたが…
さすがに1,500人もいるとなかなかバラけないもんですね。
県道から桜田トレイルに侵入する手前に早くも渋滞発生。トレイルも最初はダブルトラックだったんですが、2列になって同じペースで進んでいくので、登りのトレイルが得意な人はかなりのストレス&タイムロスになったのでは?
ボクとしてはレースペースで引っ張られることなく進めたので、結果オーライ的な感じでしたけどね~
トレイルはしばらく進むとシングルトラックになりました。このシングルトラック侵入のかなり手前で集団はピタリと止まってしまいました。
時速0km/h…
制限時間ギリギリでゴールできるかどうかというランナーにとっては、これほどもどかしい時間はないでしょう。
約2kmのロード区間である程度集団がバラけると思っていましたが、それは500人程度の大会での話。この規模になると、トレイルに入るまでにもっとロードや林道などを走らせて、集団をバラけさせる必要がありますね。
これは実行委員会としても第2回大会へ向けての課題でしょう。
週間天気予報では3/10は「晴れ」、予想最高気温も23℃まで上がるということでしたが…
前日に予報は急転し、大会前には「寒冷前線が通過するため稜線での風速は15~20m」とのアナウンスがあるほど。鏑木さんも「風速1m/hで体感温度は1℃下がるので、寒さ対策は絶対に必要」と言われていました。
実際、スタート時も雲が多い天候でしたが、山に入っていくとガスっていてヒンヤリ。走っていると汗が出るんですが、渋滞で止まったりスローペースになると辛いですね。
ほぼシングルトラックのトレイルを進んでいくと、アスファルトに出ます。
いや~、相変わらずロードは苦手だな~。ここで数十人…もしかすると100人以上?にゴボウ抜きにされました。それでも慌てない、慌てない。70kmを完走するためには、スピードではなくて故障しないこと、膝を労ること。これが大事ですから。。。
やがて給水ポイント(WP1)の宝蔵院に到着しました。
スタートして1時間31分17秒、8.5km地点です。
(SUNTO t3cとフットポッドでは1時間31分03秒、7.8km)
関門は午前9時(3時間)なのでこの時点ではまったく問題ないんですが、トレイルでの0km/hのロスなどを考えると、後半に残すタイムが減ったのがちょっと残念。
自前のカップに水をいただいてリスタート。
宝蔵院から先はしばらくトレイルが続きましたが…
八瀬峠(CP1)から先は林道区間。
この林道、なんと次のエイド、黄金橋を過ぎてもずっと続く、地獄の林道20km!
地面はきれいに整っているので走りやすいんですが、こうなるとロード系の人たちがめっぽう強い。
ボクと同じぐらいの走力の人たちはみんな、走っては歩き、走っては歩きの繰り返し。お互いに抜きつ抜かれつ…ですが、デッドヒートという雰囲気は皆無で(笑)みなさん、自分とのたたかいに終始していました。
最初のエイドステーション(AP1)の黄金橋(こがねばし)に到着。
スタートして3時間56分16秒、25km地点。
(t3c&フットポッドで24.72km)
ここでバナナと塩を補給してリスタート!…といきたかったんですが、さすがにハイドレーションで給水しながら4時間近く走るとトレイに行きたくなる。
ところが、AP1の仮設トイレは4個。これにランナーが長蛇の列をなして並んでいました。
選択肢は3つ。
(1)このままスタートして、AP2までガマンする。
(2)このままスタートして、どうしてもガマンできなくなったら携帯トイレで用を足す。
(3)休憩がてらトイレの列に並ぶ。
エイドにいるスタッフの「ここから次のエイドまで約17km、ここまでの区間よりも厳しいです」との声に、速攻で選択肢(1)が消滅。
そして、この林道がまだ続くことを考えると、トレイルからそれて用を足す場所があるかどうか不安だったので、ちょっと迷ったんですが選択肢(2)も消滅。
そういうわけで、(3)休憩がてらトイレの列に並ぶことに。
並んでいる間、持っていたアミノバイタルのゼリーを飲んだり、屈伸したりして随分と身体をリセットすることは出来ました。
…が、その代償は大きく、トイレを済ませてリスタートできたのは、エイドに到着してから30分以上も経過した後でした。
このタイムロスがレース後半になって、関門や制限時間に間に合うかどうか…重くのしかかってきます。
リスタート、4時間27分55秒。
(t3cで4時間28分06秒)
黄金橋から次のエイドの仁科峠までは上り基調。
林道の勾配も厳しくなり、登りはひたすら歩いて進みました。
地獄の林道区間が終わると再びトレイル。林道で打ちのめされた脚にトレイルは嬉しい♪
スタートして30kmは走っているけど、トレイルになると意外と走れる。同じくらいのペースの人たち数人が集団になって進んでいきました。
ただ、それぞれに地力の差があって、一人、また一人と脱落していき、逆に後ろから追いついてくる人もいて、トレイルではお互いに譲り合って進んでいきました。
(一部、ロード系の人で後ろが詰まっているのにまったく譲らない人がいました。ロードと違ってトレイルでは抜きどころが少ないので、このあたりは周りの状況をきちんと確認できるスキルを高めてほしいところです。)
トレイルに入ってしばらく進むと滑沢峠に到達。
ここから先、約8km(だったかな?)は『原則追い越し禁止区間』。
ブナの原生林と、その足下に生えている貴重なコケなどの植生を守るため、トレイルからはみ出すことを禁止するとのこと。通常でもトレイルからはみ出すのは御法度なんですが、特にこの区間は国立公園に指定されている場所でもあるとのことで、レース開催の許可をもらうためには追い越し禁止にすることを条件提示されたようです。
実際に走ってみると、確かに素晴らしい景色。
季節的に枯れた感じですが、それでもおとぎの国に出てくるような雰囲気。春から夏にかけては緑が濃くなって、絶景なんでしょうね~
途中で休憩できる場所が何ヶ所かあり、そのうちの1ヶ所で休憩。ザックを下ろしてゼリーを補給し、寒くなってきたのでレインウェアとして持ってきていたOUTDOOR RESEARCHのHelium Jacketを羽織りました。
この追い越し禁止区間、けっこう走れる場所もあるんですが、登りもまた急!
特に、このレースの最高地点である猫越岳(ねっこだけ)1,035mに向かう登りは、かなりへこたれました。
猫越岳を越えて後藤山まで行くと追い越し禁止区間も終了。
ここから仁科峠までは下り基調でしたが、40km近く走ってきた脚はフラフラ…
仁科峠が見える高台まで登ってくると、前を走っていたランナーが「あ~~、見えな~い…」
天気が良ければここから望めるはずの富士山が見えませんでした。
残念、、、
この辺りは海から吹き付ける西風をもろに受けるので寒かったな~
AP2の仁科峠に到着したのは、スタートして7時間54分30秒、42.2km地点。
(t3c&フットポッドでは7時間56分28秒、41.55km)
仁科峠のエイドでは温かい塩カツオうどんをいただきました。
強風に吹きさらしの中で活動されているスタッフの方々には本当に感謝です!
ここでアミノバイタルの粉末タイプを補給。ハイドレーションの中のドリンクも少なくなってきたので、また1L~1.2Lになるように給水しました。
ふと見ると仮設トイレに列ができていましたが、ここはスルーで。。。
けっこうサックリとエイドを出たつもりでしたが、うどんを食べたりハイドレーションに給水したりと、恐らく10分以上は滞留していたと思われます。レースのたびにエイドでの滞留時間が長いのが課題となっています(苦笑)
仁科峠の関門時刻は、スタートから8時間30分後の14時30分。
ボクの関門通過は30分の余裕しかない…
この時点で両足には相当の疲労があり、屈伸するのも一苦労。
しかも仁科峠から先はかなりのアップダウンを繰り返し、次のエイド、土肥駐車場の前は2.5kmぐらいの登りが待っているし…
「次の関門でひかかるかな?」と思いながらも、「せっかく伊豆まで来たので、最後まで悪あがきしてやる!」という初心に返ってリスタートしました。
後編に続く。。。
ついにやって来ました!
3/10(日)午前3時過ぎに起床。
荷物の整理は就寝前に済ませていたので、着替えて荷物をまとめたら出発。
午前4時前にバスに乗り込んでスタート地点の松崎新港へと向かいました。
外は真っ暗。
まだ人はまばらでしたが、次々とバスが到着し始め、そのうち大勢のランナーでごった返すことに。
人が少ないうちにスタート地点にある大会アーチを撮影。
こういったアーチや大会ののぼりを目にすると、モチベーションも上がってきますね。
前日の受付会場周辺にも大会のぼりがたくさん立てられていましたが、そういったものを見ると大会の雰囲気が伝わってきてナイス♪
会場片隅に荷物を置いて、民宿で受け取ったおにぎり弁当を食べる。
スタート地点で食べるのはどうかとも思っていたんですが、スタートまで1時間半もあるので問題なし。
さすがに朝から唐揚げは食べられませんでしたが、おにぎりはしっかりと完食しました。
そうそう
前日の開会式会場でも会ったんですが、この日も準備をしていると、同じ福岡から参加しているKさんとOちゃんに会いました。この2人は、なべさんと同じく鉄人レベルの脚の持ち主。おそらく…いや、間違いなくレース中に会うことはないでしょうね。
お互いのペースで頑張りましょう!
そうこうしているうちに空が白んできました。
スタート地点にランナーが並び始め、緊張感も高まってきます。
といったところで、スタート前に記念の1枚。
撮影してくれた見知らぬランナーの方、ありがとうございました♪
10秒前からカウントダウン。
午前6時、いよいよスタート!
といっても、勢いよく走り出したのは先頭集団のみ。
このあたりのランナーは同じ生命体とは思えないような脚を持っている方々ばかりで、一般のランナーがそのあとに続き、ボクらのようなお楽しみ系ランナーはさらにそのあと。
スタートからしばらく経って、ようやくスタートラインを通過しました。
スタート直後の国道166号線とその後の県道をあわせて約2km。この区間、道路を全面通行止めにしているあたりが大会のデカさを伺わせます。「この区間で集団がある程度バラけて、その後のトレイルに侵入していくと渋滞もなくスムーズかな?」と思っていましたが…
さすがに1,500人もいるとなかなかバラけないもんですね。
県道から桜田トレイルに侵入する手前に早くも渋滞発生。トレイルも最初はダブルトラックだったんですが、2列になって同じペースで進んでいくので、登りのトレイルが得意な人はかなりのストレス&タイムロスになったのでは?
ボクとしてはレースペースで引っ張られることなく進めたので、結果オーライ的な感じでしたけどね~
トレイルはしばらく進むとシングルトラックになりました。このシングルトラック侵入のかなり手前で集団はピタリと止まってしまいました。
時速0km/h…
制限時間ギリギリでゴールできるかどうかというランナーにとっては、これほどもどかしい時間はないでしょう。
約2kmのロード区間である程度集団がバラけると思っていましたが、それは500人程度の大会での話。この規模になると、トレイルに入るまでにもっとロードや林道などを走らせて、集団をバラけさせる必要がありますね。
これは実行委員会としても第2回大会へ向けての課題でしょう。
週間天気予報では3/10は「晴れ」、予想最高気温も23℃まで上がるということでしたが…
前日に予報は急転し、大会前には「寒冷前線が通過するため稜線での風速は15~20m」とのアナウンスがあるほど。鏑木さんも「風速1m/hで体感温度は1℃下がるので、寒さ対策は絶対に必要」と言われていました。
実際、スタート時も雲が多い天候でしたが、山に入っていくとガスっていてヒンヤリ。走っていると汗が出るんですが、渋滞で止まったりスローペースになると辛いですね。
ほぼシングルトラックのトレイルを進んでいくと、アスファルトに出ます。
いや~、相変わらずロードは苦手だな~。ここで数十人…もしかすると100人以上?にゴボウ抜きにされました。それでも慌てない、慌てない。70kmを完走するためには、スピードではなくて故障しないこと、膝を労ること。これが大事ですから。。。
やがて給水ポイント(WP1)の宝蔵院に到着しました。
スタートして1時間31分17秒、8.5km地点です。
(SUNTO t3cとフットポッドでは1時間31分03秒、7.8km)
関門は午前9時(3時間)なのでこの時点ではまったく問題ないんですが、トレイルでの0km/hのロスなどを考えると、後半に残すタイムが減ったのがちょっと残念。
自前のカップに水をいただいてリスタート。
宝蔵院から先はしばらくトレイルが続きましたが…
八瀬峠(CP1)から先は林道区間。
この林道、なんと次のエイド、黄金橋を過ぎてもずっと続く、地獄の林道20km!
地面はきれいに整っているので走りやすいんですが、こうなるとロード系の人たちがめっぽう強い。
ボクと同じぐらいの走力の人たちはみんな、走っては歩き、走っては歩きの繰り返し。お互いに抜きつ抜かれつ…ですが、デッドヒートという雰囲気は皆無で(笑)みなさん、自分とのたたかいに終始していました。
最初のエイドステーション(AP1)の黄金橋(こがねばし)に到着。
スタートして3時間56分16秒、25km地点。
(t3c&フットポッドで24.72km)
ここでバナナと塩を補給してリスタート!…といきたかったんですが、さすがにハイドレーションで給水しながら4時間近く走るとトレイに行きたくなる。
ところが、AP1の仮設トイレは4個。これにランナーが長蛇の列をなして並んでいました。
選択肢は3つ。
(1)このままスタートして、AP2までガマンする。
(2)このままスタートして、どうしてもガマンできなくなったら携帯トイレで用を足す。
(3)休憩がてらトイレの列に並ぶ。
エイドにいるスタッフの「ここから次のエイドまで約17km、ここまでの区間よりも厳しいです」との声に、速攻で選択肢(1)が消滅。
そして、この林道がまだ続くことを考えると、トレイルからそれて用を足す場所があるかどうか不安だったので、ちょっと迷ったんですが選択肢(2)も消滅。
そういうわけで、(3)休憩がてらトイレの列に並ぶことに。
並んでいる間、持っていたアミノバイタルのゼリーを飲んだり、屈伸したりして随分と身体をリセットすることは出来ました。
…が、その代償は大きく、トイレを済ませてリスタートできたのは、エイドに到着してから30分以上も経過した後でした。
このタイムロスがレース後半になって、関門や制限時間に間に合うかどうか…重くのしかかってきます。
リスタート、4時間27分55秒。
(t3cで4時間28分06秒)
黄金橋から次のエイドの仁科峠までは上り基調。
林道の勾配も厳しくなり、登りはひたすら歩いて進みました。
地獄の林道区間が終わると再びトレイル。林道で打ちのめされた脚にトレイルは嬉しい♪
スタートして30kmは走っているけど、トレイルになると意外と走れる。同じくらいのペースの人たち数人が集団になって進んでいきました。
ただ、それぞれに地力の差があって、一人、また一人と脱落していき、逆に後ろから追いついてくる人もいて、トレイルではお互いに譲り合って進んでいきました。
(一部、ロード系の人で後ろが詰まっているのにまったく譲らない人がいました。ロードと違ってトレイルでは抜きどころが少ないので、このあたりは周りの状況をきちんと確認できるスキルを高めてほしいところです。)
トレイルに入ってしばらく進むと滑沢峠に到達。
ここから先、約8km(だったかな?)は『原則追い越し禁止区間』。
ブナの原生林と、その足下に生えている貴重なコケなどの植生を守るため、トレイルからはみ出すことを禁止するとのこと。通常でもトレイルからはみ出すのは御法度なんですが、特にこの区間は国立公園に指定されている場所でもあるとのことで、レース開催の許可をもらうためには追い越し禁止にすることを条件提示されたようです。
実際に走ってみると、確かに素晴らしい景色。
季節的に枯れた感じですが、それでもおとぎの国に出てくるような雰囲気。春から夏にかけては緑が濃くなって、絶景なんでしょうね~
途中で休憩できる場所が何ヶ所かあり、そのうちの1ヶ所で休憩。ザックを下ろしてゼリーを補給し、寒くなってきたのでレインウェアとして持ってきていたOUTDOOR RESEARCHのHelium Jacketを羽織りました。
この追い越し禁止区間、けっこう走れる場所もあるんですが、登りもまた急!
特に、このレースの最高地点である猫越岳(ねっこだけ)1,035mに向かう登りは、かなりへこたれました。
猫越岳を越えて後藤山まで行くと追い越し禁止区間も終了。
ここから仁科峠までは下り基調でしたが、40km近く走ってきた脚はフラフラ…
仁科峠が見える高台まで登ってくると、前を走っていたランナーが「あ~~、見えな~い…」
天気が良ければここから望めるはずの富士山が見えませんでした。
残念、、、
この辺りは海から吹き付ける西風をもろに受けるので寒かったな~
AP2の仁科峠に到着したのは、スタートして7時間54分30秒、42.2km地点。
(t3c&フットポッドでは7時間56分28秒、41.55km)
仁科峠のエイドでは温かい塩カツオうどんをいただきました。
強風に吹きさらしの中で活動されているスタッフの方々には本当に感謝です!
ここでアミノバイタルの粉末タイプを補給。ハイドレーションの中のドリンクも少なくなってきたので、また1L~1.2Lになるように給水しました。
ふと見ると仮設トイレに列ができていましたが、ここはスルーで。。。
けっこうサックリとエイドを出たつもりでしたが、うどんを食べたりハイドレーションに給水したりと、恐らく10分以上は滞留していたと思われます。レースのたびにエイドでの滞留時間が長いのが課題となっています(苦笑)
仁科峠の関門時刻は、スタートから8時間30分後の14時30分。
ボクの関門通過は30分の余裕しかない…
この時点で両足には相当の疲労があり、屈伸するのも一苦労。
しかも仁科峠から先はかなりのアップダウンを繰り返し、次のエイド、土肥駐車場の前は2.5kmぐらいの登りが待っているし…
「次の関門でひかかるかな?」と思いながらも、「せっかく伊豆まで来たので、最後まで悪あがきしてやる!」という初心に返ってリスタートしました。
後編に続く。。。