打ち合わせと準備でまったり進行中の科学する料理研究家・さわけんです。

明日のNHKラジオすっぴんの「ぶっちゃけサイエンスクッキング」は生姜焼きです。

今回はチューブしょうがを使っても柔らかく食べられるしょうが焼きにします!

というわけで以前に書いたしょうが焼きの記事(リンク)
を確認すると、ちょっと誤解されそうな記述だったので修正します。

以下が以前の修正版です。


ロースと肩ロースの違い。生姜焼きには肩ロース!

最近、お肉をよく食べる料理研究家・さわけんです。

スーパーで売っているロース肉パックには実は2つあります。


一つは正真正銘のロース肉ですが、もう一つは肩ロースです。

ロースと肩ロース

左がロースで右が肩ロースです。


この2つは見ての通り、ぜんぜん見た目が違うほか、火を通したら大きな違いがあります。


火をちょっと通しすぎた場合、ロースはパサつきやすく肩ロースはジューシーなままなのです。


左の肉のいちばん面積の広い薄いピンク色の部分は温度が上がりすぎるとパサパサ固くなります。


肩ロースの方は薄いピンク部分が小さくて赤い肉が周りに乗っかっている感じですね。


この乗っかっている赤っぽい部位はパサつきづらいのです。


イメージ的には鶏むね肉にもも肉が乗っかっている感じですね(豚ですが)。


肩ロースちょっとお得なきがしませんか。


なので肩ロースは火を通し過ぎになりやすい料理、生姜焼きにぴったりなのです。

ただ、肩ロースの方が脂が多くなりますので、脂を避けたい方はロース肉を選びましょう。

ちなみに肩ロースを選びたい人は肩ロースを探さず、ロース生姜焼きの中から肩ロースを選びましょう。

パックに「ロース」と書いてあっても一定割合で肩ロースっぽい部位が売られていますのでよ~く見てくださいね。

この肉選び+明日のすっぴんのレシピで完璧ですよ!

キッチンまわり評論家・科学する料理研究家 さわけん