ちょっとトレンドっぽいお話。


去年の終わりにくるかも~と書いたコーンフレークフレンチトーストは来ませんね~。

その代わりに今ちょっと熱くなってきているのがポップオーバーとダッチベイビー。


という訳で巷で話題の海外発スィーツ話!注目はポップオーバーだけど味はダッチベイビー!!


そう、さわけん的にはポップオーバーよりダッチベイビーなのですよ。

ダッチベイビー大
ダッチベイビー(焼きっぱなし)

まー両方ともヨークシャーブディングの親戚みたいな物なので一緒なのですが、ダッチベイビーの方が完成度高めです。


ちなみにダッチベイビーはオーブンで焼くクレープみたいなパンケーキです。


パンケーキといってもふんわりふかふかな感じではなく、モッチリしたクレープという感じのドイツ系アメリカ菓子ですね。


アメリカの朝食の本とかに載っているメジャーなお菓子です。


使う材料は小麦粉、卵、バター、砂糖、塩、牛乳とシンプル。


牛乳が多くてしゃばしゃばなヨークシャープディング的な生地をフライパンなどの型に入れて焼くとでき上がります。


スキレットやフライパンや鋳物鍋や耐熱容器にバターを入れて溶かし、油分をしっかりと回した後に合わせた生地を厚さ1cm程度に流して220℃で焼きます。

ダッチベイビー膨らむ


ダッチベイビーは壁が膨らんで立ち上がってくるように焼けるのが正解で、生地の中央辺りはしっとりしている状態に焼き上げます。見た目はワイルドなクレープ。


この中央がしっとりしてムッチリして独特の食感になります。


その上にリンゴのソテーやお好みのソースをかけて食べるのが一般的です。

現在の所、ポップオーバーが知名度は一歩先を行っているようですが、個人的にはやはりダッチベイビー

が好みですね。


あのムッチリやわらかな食感とレモンの皮を混ぜ込んで焼いた時のさわやかな味が好みです。


リンゴのキャラメリゼを添えたらおいしいですよ!


レシピです!

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◯ダッチベイビー

 卵 1個

 薄力粉 40g(中力粉で35g)

 さとう 25g

 溶かしバター15g

 牛乳 60ml

 レモンの皮をおろしたもの 1/6個分


1、バターを型として使う18cmのフライパンで溶かしてフライパン全体にバターを回してから生地に混ぜる。

2、すべてを混ぜてバターを回したテフロンのフライパン(オーブンに入れられるもの)に1cmくらいの深さで流し、220℃で15分、200℃に落として10分焼いて完成!

3、リンゴのキャラメリゼをのせて食べましょう!


今回は18cmのフライパンで作りましたが18cm~20cmのスキレットやストウブなどの鋳物鍋でもできます。耐熱のパイレックスやグラタン皿でも代用可能です。

ダッチベイビー小

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この生地はミキサーで作るととても簡単にできますので朝食に最適ですよ!

食とキッチンまわりの評論家・科学する料理研究家 さわけん