今日からレシピブログに本格参戦?するキッチンまわり評論家・料理研究家「さわけん」です。


きょうの料理は「とり天」です。


とり天といえば、鶏を天ぷら衣で揚げる>好きなタレで食べるというシンプルな大分の郷土料理ですね~。


現地ではモモ肉派と胸肉派がいらっしゃるらしいです。


モモ派は「ジューシーなモモがサイコー」と叫び(叫んではないか・・)


胸派は「あっさりやわらかでおいしい!安いしね!」と返すらしいです。(さわけんの個人的なイメージです。スミマセン)


と言う訳でさわけんさんは庶民の味方なので胸肉をジューシーに仕上げる一挙両得的なレシピを目指します。

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胸肉をジューシーに食べるとり天(2人前)

鶏胸肉 200g

小さじ1/3くらい

おろししょうが 小さじ1強(多め。間違いじゃないです)

料理酒 小さじ1/2

天ぷら衣

揚げ油 200℃


キャベツの千切り


◎作り方

1、鶏胸肉を3~4mmの薄切りにして塩、おろし生姜、料理酒をよく混ぜて冷蔵庫で30分~1時間おく。


2、揚げ油を200℃で準備して固めの天ぷら衣を準備する。


3、鶏肉を4枚ずつ天ぷら衣をつけて揚げる。


4、衣が固まれば取り出して立てておいておく。


5、全部揚がったら盛りつけて完成!ポン酢と辛子でどうぞ!


◎ポイントは「鶏胸肉を薄切りにする事」です。

胸肉は火を入れすぎたらパサつきます。なので厚さがあると中心に火が通までに周りがパサつく訳です。


厚さ1cmで揚げた>中心が生はダメなので中心まで火を通す>あ~もうパサパサー。な訳です。


今回のは厚さ3~4mmで200℃で揚げた>衣が固まる頃には鶏の表面がやっと火が通るくらい>薄いので中心は余熱でOK>あ~もうジューシ~な訳です。

なんだかステキでしょ!

さらに鶏肉を生おろし生姜でつけ込む事で酵素の働きでさらに柔らかく、生姜の味を付け、塩と酒を吸わせてジューシー感をアップ!


深い!

 

しょうがの味だけならチューブしょうがでもOK。

ちなみに天ぷらは衣がつく分、かなりの増量になります。

ウチは300gで作ると家族3人(夫婦と幼稚園児)で食べられます。


キッチンまわり評論家・科学する料理研究家 沢田けんじ