花見シーズン到来でなんだかうきうきする料理研究家・沢田けんじです。
まー花見には行かないんですけどね。
さて、きょうの料理は「欧風カレー」です。

欧風カレーって面白い名前だと思いませんか。
ヨーロッパにカレーがあるのかと言えば、いわゆるカレーライスはありません。
あるのはインド料理としてのカレーです。
カレーライスに限らなければ、カレー粉を使った料理はあります。
フランスで言うとキュリーダニョウ(子羊のカレー煮込み)、マックロオキュリー(鯖のカレー風味)、プーレソテーオキュリー(鶏のカレー煮込み)、あとはエビにカレー粉の組み合わせの料理も多いです(これはインドをイメージした料理)。
強いてカレーライスに近いと言えば、キュリーダニョウとプーレソテーオキュリーでしょうか。
バターライスを付け合わせにしたらカレーライスになりそうです。
しかし、いづれの料理も辛さは控えめで「カレーの香りがする」程度です。
今回、沢田けんじの作った欧風カレーは完全に欧風です。
みじん切りにしたにんにく・生姜・玉ねぎ・人参をしっかりと炒めて、焼き色をつけた牛肉を加え、トマト&赤ワインで3時間煮込んだもの+カレー粉+その他香草類でカレーにしました。
カレー粉が入らなければイタリア料理的ラグーなので肉の煮込み料理。
でもカレーにしちゃった=欧風カレーですね。
カレーライスのソースと煮込み料理の違いはソースの多さなので、今回のはソースをかなり多めにしています。
ちなみにカレー粉はイギリス人がヨーロッパに広めました。
日本にもイギリスのカレー粉が入ってきて、日本のカレーライスが始まったのでしょうね。
イギリスから来たカレー粉+イギリスから伝わったシチュー=日本風のカレーソース。
食べるときにアレンジでご飯にかけてみました=日本カレーという感じでしょうか。
歴史家ではないので何とも言えませんがロマンがありますね。
科学する料理研究家 沢田けんじ