先日の大雨の夜に終バスに乗り遅れそうになった料理研究家・沢田けんじです。
大変でしたね～。
その日は夕方から砧のスタジオに行っていたのですが、１７時くらいにスタジオに入った時は普通の雨でした。
そして１０時過ぎに出た時にはシャワー室に入ったような大雨。
側溝はあふれて川みたいになっていて、その中をパシャパシャ言わせながらバス停へ向かいます。
バス停に着くと、用賀方面の終バスに２分まに合わず。
気を取り直して他のバスは来ないかと確認すると、渋谷方面に行くバスが５分後に来るようなので待つことにしました。
５分後に来たバスはどうも行き先が違うので運転手さんに聞いてみると「世田谷線の駅につきます。ちなみに終バス」という事でした。
危ない危ない。
世田谷線は乗った事がないけど三軒茶屋に行けるし終バスなので乗るしかありません。
そして“川の中”を３０分かけて走り駅に到着。
そこから家に帰るまで１時間以上かかってしまいました。
天気は侮れませんね。
さてきょうの本題はノンフライヤーとヨナナスです。
ノンフライヤーは色々な情報番組で取り上げられている熱風を吹き付けて調理する機械です。
引きだしたカゴに食品を入れて本体にセットし、温度と時間をダイヤルで決めるだけです。
油を使わないで揚げものができると宣伝している様ですがちょっと無理をしている感じですね。
調理器具としては「縦型コンベクション・トースター」というのがぴったりです。
コンベクションとは空気を循環させるシステムで、コンベクションオーブンというとオーブン機能+対流機能という事です。
この機械はトースターの様な気軽さでコンベクションを使ってムラなく短時間で調理を進めるものです。
ですので冷凍ポテトフライやから揚げなど食品自体に油があり、加熱すると油が浸み出してくるものなら、まるで揚げたような仕上がりになります。
実際に使ってみるとポテトフライはとてもいい感じです。
１０分少々とちょっと時間がかかり過ぎて水分が抜け気味になりますが、揚げ油を使いたくない人には最高な品ではないでしょうか。
この商品を買う人は油スプレーも買いましょう。
とんかつなど油が十分に浸み出してこない料理には油を薄くスプレーしてやると変な揚げものもどきにならずに済みます。
スプレーする油はオリーブオイルを使うと「エクストラヴァージンオリーブオイルで揚げた豪華なとんかつ」になります。
ステキですね。
ちなみにノンフライヤーはかなり大きいので置き場所を確保してから買いましょうね。
ヨナナスの事も書こうと思いましたが時間切れです。
キッチンまわり評論家・科学する料理研究家沢田けんじ
