毎月雑誌や新聞に出ているのにブログやホームページでの告知も怠っているキッチンまわり評論家・料理研究家 沢田けんじです。

困ったものですね。

ちなみに雑誌モノクロとLDKには毎月出ています。

LDKはレシピの連載をしていますのでお勧めですよ!

日経beにもまた出ますのでよろしくお願い致します。

さてきょうのお話は「熊の手」です。
$キッチンまわり評論家・料理研究家沢田けんじの料理びより-熊の手(手首なし)
写真は事情があって手首なしの状態です。

熊の手と言えば中国料理の特殊素材ですね。

その昔、熊は冬眠中に何も食べずに手をなめているだけで冬を越すという考えで、特別な栄養や力があると考えられて珍重されていました。

冬眠前に食べ溜めて、冬眠でエネルギー消費を少なくしているだけなんですけどね。

日本では東北地方や北海道の猟師さんが撃った物を冷凍して販売しているので、それを買う事になります。

お値段は4本5万円位から2本15万円位と開きが大きいので買いたい方は頑張って探してみましょう。

熊の手と言えば右手が珍重されます。

なぜ右手がいいのかと言えば、蜂蜜をすくうから甘いだとか言われていますが、実際は甘くありません。
もっと漢方的な意味で力のある右なんでしょうね。

さてこのクマの手、調理には大変な時間と労力が必要です。

じっくりと下ゆでして毛を抜くのですが、この毛抜きが大変なのです。

毛根からしっかり抜かないといけませんので、時間がかかるのですよ。

毛が抜けたら生姜やねぎなどの香りの強い材料と共に更に煮て、爪と手の骨を甲側から抜いて行きます。

手のひらと手首になったらここから味をつけたソースで煮込んでいきます。

うーん手間暇かかりますね。

でき上がった熊の手はどんなものかといいますと、ほぼゼラチン質で裏に少量の肉がついている感じです。

お味はと言いますと、フカヒレと同様に熊の手自体に味はないので煮込むソース次第です。

印象は「黒い豚足」ですね。

違いと言えば煮込んでいる間の臭い位でしょうか。

豚足の倍くらいの臭気が出ます。

ご興味のある方は食べれる店を探してみてはいかがですか。

10万円~位で食べれるかもしれませんよ。

キッチンまわり評論家・料理研究家 沢田けんじ

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