暖かくなってきていろいろとうれしい西洋料理研究家 沢田けんじです。
暖かくなると結露もしないし、ヨーグルトが作りやすくなってうれしいのです。
さて、きょうの料理は「ホットケーキ」です。
英語では一般的に「パンケーキ」と呼びます。
パン(フライパンのパン)で作ったケーキという意味ですね。
ちなみに「ホットケーキ」という呼び名はアメリカの呼び方ですので、日本にはアメリカから入ってきた事が分かります。
焼く大きさは日本は他国と比べて大きめです。
北欧のパンケーキは直径7cm程度と小さいものが一般的で、ベーキングパウダーは入っておらず、薄くてクレープのようなものです。
アメリカでは大きめのスプーンで生地を流して、小さいパンケーキを焼く事もありますし、大きい物を焼く事もあります。
日本ではホットケーキミックスが普及しているので、みなさんこれで作るのが一般的ですよね。
でも作り方次第で出来上がりはかなり違う物になります。
実は私、パンケーキが大好きで、ライフワークは「パンケーキの研究」と言っていいほど焼いています(言い過ぎ?)。
世界各国のパンケーキを作って、さらにミックスを使って日本人好みのパンケーキを追及してできたのが写真のパンケーキです。
いい色ですね。
いや色はこの際おいておき、端から少し内側にできたシワに注目です。
このシワは焼いている時に中心が膨れたという事です。
ホットケーキミックスにはベーキングパウダーがはいっているから膨れて当然な訳ですが、この膨れを閉じ込めて生地を伸ばし、ふわっとしっとり柔らかく焼くのがなかなかどうして難しいのです。
私は袋の裏側に書いてある作り方+一材料で作ります。
ちなみに今、全国ホットケーキ選手権が開催されたら沢田けんじが優勝するかもしれないくらいにおいしいです。
なんだかんだ言っても食べない事には分からないのが料理です。
食べていただくと違いにびっくりされると思いますので興味のある方は5月のレッスンにご参加ください。
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