料理研究家 沢田けんじの料理びより-伊勢海老ソテー 今日は豪華に伊勢海老です。


伊勢海老の食べ方はいろいろありますが、洗いにするか焼くのがいいですね。


洗いはコリコリとして甘い上品な味わいです。


焼くと殻の香りがグッとでてこれもまた美味です。


みなさん生きている伊勢海老をもらって処理に困った事はありませんか?


「箱の中からごそごそ音がして怖いので、放置して死んでからお料理に」なんてお話を聞いた事がありますがちょっと注意です。


エビは死ぬと自己消化して身が柔らかくなるので、生きているエビを調理した方が美味しくいただけます。


どうしても怖い方は、たっぷりのお湯を沸かしてエビを投入してください。


湯がき時間はその後、さらに火を通すなら3分ほどでOK。


湯がいてそのまま食べる方は大きさにもよりますが、500gくらいのなら10分弱で火は通ります。


どちらにしても難関は殻をどう外すかなんですが、コツは要りますが縦半割が簡単。


刃の厚めの出刃包丁の先を殻につきたてて刺し、まな板まで着いたら包丁を倒す様に切ります。


そうすると比較的安全に半割りにできます。尾の殻は以外に切れるものです。


半割りにするとみが取り出しやすくていい感じです。


写真は半割りにしてオリーブオイルと香草でマリネしたエビをフライパンで焼きました。


先ず切断面を強火で色付けてひっくり返し、ブランデーを振って蓋をして蒸し焼きにします。蒸し焼きにする水分が足りなければ白ワインを振ってください。


ソースはミソがありますので、ミソに醤油を混ぜるだけでいいです。

レモンがあればなお良しです。


今度もらったら試してみてください。くれぐれも手を切らない様にご注意くださいね


料理研究家 沢田けんじ